播磨と摂津の境目から

垂水在住のもとと申します。 人生楽しんでます。

2015年08月

お盆を過ぎてセミの声もクマゼミからツクツクボウシへ変わってきましたね。
こないだの夏休みに愛媛、高知、徳島は回りましたが、この週末はこの夏唯一行けていない「香川」に家族でうどんを食いに行くよーー!

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交通機関は車とフェリー。
神戸~高松の間は加藤汽船:ジャンボフェリーに車を積みましょう。
このフェリーに乗るのは15年ぶりくらいでしょうか。
車1台と家族3人で往復2万円弱、片道乗船時間は約4時間ですね。
全部車で行く場合の高速代・ガソリン代を考えるとあまり変わらない印象です。
時間は少々かかりますが、寝てたら着くというのもありがたいです。

それより結婚前によく乗っていたフェリーがどう変わったのかを知りたかったというのが大きいですね。

ついでに訪問するお店も当時よく行っていたところにしてみましょう。
★今回のうどん巡りテーマ★
 原点回帰!

8/29(土)00:00
■神戸:フェリー乗り場 旅客ターミナル到着■
ここが大きく変わっていました。
建物はバリアフリー。小さな空港のようです。(ちょっと大げさか)
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8/29(土)00:45
■神戸港を出発■
でも船概観・船内は15年前からまったく変わっていません(笑)

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週末の深夜便、結構混雑してますね。
雑魚寝の場所を確保するのがやや困難。
この日は甲子園球場でタイガースのナイトゲームがあり、応援終えたヘトヘトの人たちも多く乗っておられました。

■1軒目:中西うどん(高松市) 7年振り4回目の訪問
フェリーが05:00に高松港に到着。
高松中心部のやや南にあり、朝6時から営業の「中西うどん」へ向かいます。
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駐車場が広くなってますね。店舗も微妙に移転してました。

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かけ(温・小)+ちくわ天ぷら 計:370円
今回は基本に徹するため、全ての店で「温かいかけうどん+天ぷら」で統一して味わいを比較してみました。
いつも一軒目のお店では讃岐のかけうどん特有の「イリコだし」の香りに感動します。
もちろん今朝の中西さんのうどんは安定のうまさでした。


変なポスターもありますね。仕事選べよ>要潤

■2軒目:蒲生うどん(坂出市) 7ヶ月振り27回目の訪問
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私の訪問回数ランキング第三位のこのお店。
雰囲気、味全てすばらしい。
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右手前:私の温かいかけうどん特大+油揚げ 計:400円
麺のしなやかさ、ダシのコクと香り。
今回は店内で食べましたが外で風に吹かれながら食べるのは更においしいです。

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今日も素晴らしいお店とおうどんでした。
 
うーん、いいなあ、仕事引退したら坂出に住みたい!
 
 
さて次はもう少し西に足を運びましょう。
 
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今日も讃岐富士(飯野山:標高422m)がきれいですね。
 
 
3軒目:山内うどん(仲多度郡) 7年振り7回目の訪問
9時30分到着
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琴平町の宮武うどん、高松のあたりやが閉店した現在、いつまでも残ってほしい宮武直系のお店です。
今日は大将がにこやかにお会計してくれました。

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かけうどん ひやあつ(冷たい麺に熱いダシ) 小 200
ゲソ天     120
いなり寿司   150
 
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麺がきちっとしている、という感じでした。
いなりもうまうまーー。

窓の外からはミンミンゼミの声が聞こえてきます。
 
まだ時間が早めのせいかお店の方々にも余裕があり、時間がいつもよりゆっくり流れている様な不思議な感覚を味わいました。
 
さあ、まだまだ行きますよ。


4軒目:山越うどん(綾歌郡綾川町) 4年振り9回目の訪問

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11時00分到着
いつもあまりの行列の長さに恐れをなし、行列を眺めただけで撤退することが多いのでこちらも久しぶりの訪問です。
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今日の行列はかなり短め。約15分待ちでした。

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しかしここのお客さん捌きはいつ見ても見事です。
しかもそのシステムは多少他のお店が真似られてもこのうどんは真似できないでしょう。

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もう他者が努力で追いつくことができない領域です。
 
『キング山越』と呼ばれる由縁ですね。
 
かけうどん(温・小)  200
ちくわ天        100
 

うーん、まだまだ食べ歩きたいのですが帰りのフェリーの時刻も迫ってきました。
最後に一軒、過去未訪問のお店に行ってみましょう。

 
5軒目:なかむら屋うどん(高松市前田東町) 初訪問

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丸亀市飯山町にある名店「なかむら」のご長男が、お父さんを師匠として14年の修行を積み、満を持して独立開業されたお店。
楽しみです。
 
お店は飯山の本家とは異なる美しさ。
 
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女将さんが美しい。
 
麺や黄金色のダシはもちろん美しい。
 
 
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かけうどん 中 330
ちくわ天、コロッケ(値段メモ忘れ)
 
こんな店が神戸にできないかなあ。
 
 
すっかり満足しました。
一抹の寂しさを感じながら香川を去りましょう。
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このフェリーターミナルの建物は昔から全然変わっていません(笑)
勝手な希望ですがずっとこのままでいて欲しいです。

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ジャンボフェリー船内にはサウナも付いたお風呂があります。(入浴料無料)
ただ乗船時間が4時間くらいなのでゆっくり風呂に入ろうという人はそう多くなくあまり混んでいません。
 
船が曲がり始めると船体が傾き、湯船の水面もゆっくりと傾きます。
船が直進に戻ると湯船の水面も戻る。
これ結構好きです(笑)
 
船内の売店ではうどんを食べることもできます。
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息子が最後のとどめにと、きつねうどんを食っています(汗)。
 

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明石海峡大橋の下をくぐるともう神戸。
うんうん、久しぶりのジャンボフェリーでの香川入り、
とても楽しゅうございました!!



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さて楽しい旅行も最終日となりました。
私が今回の四国旅行でぜひ行きたかったのが桂浜!
名作漫画:釣りキチ三平の「四万十のアカメ」で出てくる場所に立ちたかったんです。

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わはは、嬉しい。

息子に三平君役をやらせてみましょう(笑)
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うーん、ちょっと違うかな(汗)
お姉ちゃんに注目してるみたいですね。
ではもう一つ
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小田切さんがいないのでバランスがわるいですね(笑)

いやー、満足しました。
あと、子供のころ好きだったもう一つの漫画:
がんばれ元気
ライバル海道卓がパンチドランカーになり、桂浜をあるく足跡がグニャグニャになる怖いシーン


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わはは、これはドローンででも撮影しないと無理なアングルでした。

これにて今回の旅行はおしまい!

あ、最後の昼食、四万十のウナギも大変おいしゅうございました!!
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四国旅3日目:
滑床渓谷のホテルをチェックアウト、次に向かうは愛媛県南西端の愛南町です。
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このあたり、リアス式海岸の半島だらけで道がウネウネしてます(汗)。

でも、海は綺麗です!!!
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今日はこの港から船で鹿島という島に渡り海に潜りますねん♪
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船に乗る堤防から見下ろす海がすでに色が違います。
足元も、
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水が綺麗で海の中が明るいですね。
写真では分かりにくいですが、小魚がいっぱい泳いでいます。
聞くとキビナゴだとか。

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乗船時間はわずか15分ほど。
夏の風が気持ちいいです。

船を下りたらすぐにシーウォーカーの説明を受け、すぐに海へ。

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シーウォーカーは大きなフルフェイスのヘルメットをかぶるようなものなので、メガネをかけたまま潜れるのがありがたいですね。

かぶるマスクの中には約20リットルの空気が入っているのですが、それを沈めるためにマスクの重さは35kgほどあります。
胸まで海に浸かった状態でウインチで吊り下げられたマスクを頭の上から下ろしてもらう訳です。
一人じゃ準備は困難ですね。

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呼吸は普段どおり鼻からも口からもできるのですが、潜っていくほどにマスク内部の気圧はどんどん上がっていくので耳抜きは必要です。
少しずつ少しずつ潜っていきます。

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このあたりまで行くと結構深いんですよ。

さあ、海中はどんな風に見えるかというと!

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テーブル珊瑚や大きなイソギンチャクがいます。
イソギンチャクの上にはカクレクマノミがいますね。
ま、思ったよりも熱帯魚の群れがウジャウジャ、という程ではありませんね。(笑)

次は深場に向かう方向です。
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海から上がってから聞くとこのあたりは日本の中でも最も多くの魚種が見られる珊瑚礁だそうです。

うーん、もっと自由に移動するためにスキューバダイビングのライセンスが欲しくなってきたぞ!
自動二輪の免許も取りたいし、むむむ、私の人生、時間が足りないぞ(汗)


ま、それはさておき今夜は高知市まで行くので早々に移動開始。

途中高知県四万十市に入ったところにある佐田の沈下橋は見たいぞ。
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うーん、しまんと!
日本最後の清流、と言われますが、この水の清清しさ、とてもいいですね。
ここだけでも数日滞在したいです。

いやあ、今回の旅行、ちょっとあれこれ詰め込みすぎました。
四国の西~南側、大変面白いです。

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25cm程度の太目の筒が連結されて水の中に仕掛けられています。
四万十の天然ウナギを獲っているんでしょうね。
見てるとウナギが食べたくなってきました。

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頭の中を井上陽水の「少年時代」が流れるような風景です。

夏雲と秋雲が入り混じってきています。
あーー、夏休みも終わりが近い~(涙)

ではちゃっちゃと高知市に移動しましょう。
宇和島で借りたレンタカーをJR高知駅で返し旅館へ。

途中、お約束の「はりまや橋」
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日本三大がっかり観光地の一つとして有名なのでかなり期待してましたが、
期待しすぎるとそれほどがっかりしないものですね。ははは(汗)


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夕食は大皿に盛られた「皿鉢料理」

特に塩で食べるカツオのタタキ、うまうまーーーー


さて、四国旅行2日目は愛媛県の滑床(なめとこ)渓谷でキャニオニングです。
今回はナチュラルグルーヴさんのツアーに参加させてもらいました。

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頭にヘルメット、体はウエットスーツの上にライフジャケット、足はフエルトが貼られた滑らない靴という万全な装備で出発します。

「滑床渓谷」=「滑る床」と書くほどで、滑らかな岩肌を流れる渓流につい足を滑らしそうになるのですが、この靴ホントに滑らない優れものでした。
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こんなところ、普通の靴なら登り進むどころか転がり落ちてしまいますが、ビクともしません。今後の水遊びのために一足欲しいですね。

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途中、深いところは泳いで渡ったり、
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滝をクライミングしたりします。

これがなかなか難しく、登り切ると結構な達成感がありますよ。

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コースの途中、何箇所かスライディングポイントがあります。
皆足から滑ったり頭から滑ったり、ワーワーキャーキャー言いながら色々試しますが、最初の方のポイントはスライディングの練習っぽいコースだと後々分かってくるのです(笑)

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スタートから1.4km。
だんだんゴールが近づいてきます。

滝壺への飛込みに息子が挑戦~
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息子、最初はビビってましたが思い切って飛び込んでいきました。

私?内緒です。


さあ最後のポイント。
全長40mの「雪輪の滝」
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こんなのが自然にできてるって不自然に感じるほど、自然ってホント不思議です。

でももう慣れてきてどんどん大胆に滑ります。
メチャメチャ楽しい(笑)

頭から豪快に!
(これ、滑っている私は水しぶきで前がよく見えてませんが)
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家族で連結して滝壺に突入!
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あはは、よく遊びました。
あ、この後の風呂がまたすっげー気持ちよかったんです。
もちろん更にその後のビールも(笑)

明日は山を降りて海に潜ります。

今年の夏の家族旅行:テーマは「和の再発見」(笑)
四国をぐるっと回ってみましょう。
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出発
 垂水~西明石 (JR快速)
    西明石~福山 (新幹線ひかり)
夏休みですねー。新幹線は結構混んでいます。

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福山で新幹線を降りてからは「しまなみ海道」を高速乗合バスで愛媛県今治へ!
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この道、今から15年前にプロポーズ前の家内と一緒に歩いて今治まで渡ったことがあります。いやー、当時はまだ若かったですね(汗)
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途中窓から見える山はやたらめったらミカンなどの柑橘系の木だらけ。
さすがみかん県愛媛ですねー。

7つの橋の最後:来島海峡大橋(これまたでかい橋)を渡ると四国上陸です。

愛媛県今治:
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この日は移動が結構ハードなため、途中の町での滞在時間はかなり短め。
急いで今治タオルブティックというところに飛び込んでみました。
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写真左側が私が買った「火災避難用 レスキュータオル」

よく「火災時には煙を吸わないよう、濡れタオルで口と鼻をふさぎ、姿勢を低くして非難する」と言われますがこのタオルは
「家が燃えて煙が充満している最中にタオルを探して水で濡らしてなんてできるかい!」
という考えによる優れものですね。
要するに濡れタオルを袋状にしてパウチしてあるんですが、パウチ袋のどこからでも指で開けるというのもいいですね。
枕元に置いておきましょう。


さて今治を1時間半ほどで後にしまして、特急しおかぜ7号で次の目的地:松山へ向かいます。
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私、松山は初めての訪問です。
しかしここも滞在時間がまた1時間半ほどなのでタクシーで一気に町を回りましょう。(慌しいな(汗))
そろそろ取り壊す可能性も高まっているという道後温泉本館はぜひ見ておきたいし。

タクシーの運転手さんはとても親切な方でした。
じゃあお城の回りも走りましょう、道後温泉でおろして30分後にまた迎えに来ますねと大助かり。
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松山城はタクシーの窓から写真を撮っただけ(汗)
天守閣があんな山の上にあるとは知りませんでした。

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路面電車の「坊ちゃん列車」ともすれ違えてヤッホー。

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おおーー、これが本館ですか。
歴史のオーラを感じますね。
耐震補強もできない構造だそうで、このまま営業し続けるのは結構危険になってきてますが2017年に愛媛国体があるためそれまでは取り壊さないのではないかとのタクシー運転手さんのお話。

無事道後温泉の石鹸も買えて再び松山駅に。
今度は特急「宇和海」で宇和島に向かいますよ~。
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松山から約1時間半で宇和島駅に到着です。
このあたりまで来ると結構「日本の端っこまで来たぞ」感がありますね。

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椰子の木もたくさん植えてあります。うーん南国だ。

そしてここから宿泊先の滑床渓谷へ向かいますよ。
ここからは公共交通機関では厳しいので予約していたレンタカーに乗り込みます。

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途中鬼に誘われて道の駅に寄ったりしながら

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滑床渓谷に到着。
ヒグラシがたくさん鳴いています。水も空気もきれいな高原ですね。
しかしここまで道がかなり狭く対向車が来てはどちらかがバックで結構な距離を戻る状態でした。
うんうん、隠れ家的要素満載ですよ。

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吊り橋の向こうに見えるのが宿泊先の「森の国ホテル」

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吊り橋の下の渓流ではアマゴが釣れるそうです。
私は有料釣り場を除く本格的な渓流釣りは未経験ですが一度じっくりアマゴを狙ってみたいなあ。

明日はこの川の上流に登り、天然のウォータースライダー「滑床渓谷キャニオニングツアー」に参加します。

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夕飯もうまうまーーー!!


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