播磨と摂津の境目から

垂水在住のもとと申します。 人生楽しんでます。

カテゴリ: 豆アジ

「豆アジバトルin須磨海岸」の大会前夜、準備を終えて翌日の戦略を考えながら、前週の釣果での南蛮漬けでビールを飲んでおりました。

あー、なんばんづけ、しみじみおいしいなあ。
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タンパク質、カルシウムもしっかり摂れるし、野菜もピクルスとしておいしいし。

ん、待てよ、なんばんづけの「なん」は「南」だけど、「ばん」ってどんな漢字だったっけ?

最近、漢字が出てこないなあ、と家内に「ばんってどういう漢字だっけ?」と聞いてみると
家内:
変人の変の字の、下が虫だよ
おぉ、そうでした。ありがとう。

でもさあ、「変人の変の下が」と言うよりせめて「恋人の恋の下が心じゃなくて虫だよ」とか言いましょうよ。

家内:
じゃあ息子に聞いてみましょうか。
おーい、息子ー

息子:
なにー?


家内:
なんばん漬けの「ばん」ってどんな漢字?


息子:
変態の変の下が虫やで


君らなあ!


さてそれはそうと大会当日の朝、午前3時に起床して4時30分頃到着した釣り場は千守西突堤内向きの耕栄丸船着き場近く。

釣り場には既に大人げない須磨のAさんが先に到着され準備を進められていますよ。
お互いここ数日現在釣れている場所を探しまわってましたが、やはりここ、千守西突堤内向きがベストと判断された模様です。

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あ、いつもアミエビレンガを購入している吉川釣具店は朝5時30分開店のため、この日使用する分は仕事を休んだ前日金曜日に購入しています。

大会ルールでは釣り開始を6時としていますが、撒き餌は禁止していないため5時を過ぎたあたりからゆっくり準備をしつつ、時々溶けたアミエビを自分の前に撒いて豆アジを寄せにかかります。


そうこうしているうちに千守西波止にも各地から続々と参加者が集まってこられますよ。

・西播磨龍野の弟「やすべー」
・須磨の関守「たかじゅんさん」
・須磨のマーメイド「ゆかっちゃん」
・はにかみの貴公子「大阪の稲田です。」さん
・西宮の仲良し親子「noriさんとkazくん」
・大阪からは「摂津市のT」さん、「タマさん」

などなど、吉川釣具店の釣果ブログにたびたび登場される須磨での釣り好き大集合の様相です。

そしてTwitterでの今回の大会告知に参加表明をいただいた関西の人気釣りブロガー
ヒモユキさん

ヒモユキさんはファミリーフィッシングの楽しさを広めるサイト
Fam Fishing(ファムフィッシング)にて関西有数のPV数を誇る方です。



ヒモユキさんと私は6年前の2017年に一度アジュール舞子でお会いしており(というか来られてると知って追っかけたのですが)、私が初めて主催する大会にようこそお越しくださいました、と久しぶりの挨拶をさせていただきました。
私の自作サビキ仕掛け名刺をお渡ししたらお返しに、とFam-Fishingのステッカーをいただいたりとか。光栄です。
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お話をお聞きすると、ヒモユキさんは須磨での釣りは30年ぶりくらいですかね、との事でしたので、場所はあのあたりもよさそうですよ、とポイントをお勧めしたりしてました。

そのヒモユキさんが取り出されたタックルは磯竿にスピニングリール、飛ばしウキをつけたもの。

あちゃー、しまった、ここでは手前にポイントを作って延べ竿で手返しよく釣るのがいいのですよ、とお伝えできてなかったことを反省しておりました。


ところがこれが後に須磨の豆アジ釣りベテランが驚愕する結果になるとは!

私:
「開始まであと5分です」
「あと30秒です!」

カウントダウンが始まる中開始時刻の午前6時ちょうど。
「スタートです!」

皆さん一斉にアミエビを詰めたドンブリカゴと仕掛けを延べ竿アンダースローで投入。
飛ばしウキを付けて投げておられるのはヒモユキさんのみ。
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最初のうちは、あれれ、小サバやった、おー、豆アジや、と静かなスタート。
ところが20分30分と経つうち、これは今日は厳しいぞ、と思われるくらい皆さんも4本針に豆アジ1匹、とか、小サバ3匹+豆アジ0、とか、なかなか苦戦なさっています。

大体足元の延べ竿1本分あたりのところは小サバ10に対して豆アジ1くらいの割合でしょうか。


そんな中、ヒモユキさんの飛ばしサビキが炸裂し始めます。

的確に同じポイントに丁寧に投げ込まれ、ウキがダンスし始めてもしっかりと追い食いを待ち、滑らかなリーリングでそーーっと、釣り上げられる仕掛けには3連、4連、5連と豆アジが!!
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午前8時の時点で私の豆アジ釣果はわずか6匹。

ヒモユキさんが2投すれば私の2時間の釣果を超えるペースです。

やすべー:
いやそれは比較の対象にならんのでは。



さらに後ろを振り返るとそこには「しょうたま」さんが外向きに飛ばしサビキでボコボコモード!
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わちゃー、ホンマ、今日は飛ばしサビキの日だったのかー。

そこでふと思い出したのが、ひょっとして大会後キス釣りもしたくなったら、と思ってエメラルダスSTOIST STとイグジストを持ってきていた事。
これで飛ばしサビキもできないことはないんじゃないか?と。

やすべー:
ウキはあるの?


あ、ウキがない( ̄▽ ̄)

えーーーい、スクーターでひとっ走り、吉川釣具店でウキを買ってくるぜ。

やすべー:
もうこのあたり、戦術戦略ブレブレですやん。

いーの!
タッチの差で千守踏切が開かずの踏切となってしまったりして、少々時間は食いましたが釣り場に戻って戻ってヒモユキさんにお声がけ。

すみません、1メートルほど左横に投げさせてもらっていいですかね?
須磨での釣り30年ぶり、豆アジ釣り3年ぶりの方に釣り方を真似させてもらって、すぐ横のポイントに割り込ませてもらおうとする私( ̄▽ ̄;)

須磨のAさん:
もとさん、ホンマ大人げないなあ


いいの!釣りは過程も大事だけど結果がすべてなの!!


しかーーし、不思議なことに、ヒモユキさんのウキが頻繁にダンスするのに対して、横に2メートルほど離れるともうアタリがありませんよ。
ヒモユキさんにタナを教えてもらって調整したり、仕掛けを2連結してもダメ。

あららららー、と言っているうちにタイムリミットに近づいてきて納竿。
ウェイイン会場に向かい準備に入ります。

須磨のAさんが大会終了間際に入れ食いになったとかで、エントリーリミット1分前に間に合った、という大人げなさを表すエピソードは別にして検寸、計量を行っていきます。
対応いただいた、たかじゅんさん、noriさん、稲田さん、ありがとうございました!

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審査はまず、今日の釣果でこれが一番小さい、と思われる豆アジ1匹を自分で選んでもらって検寸し、その1匹を他のアジと合わせて計量、という流れです。

運営スタッフも審査を受けて、審査がすべて終了したら結果の集計です。
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大会主催が初めてなら表彰式・閉会式の司会進行は初めての私。ドキドキ。

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成績発表、兼、表彰式:

運営スタッフ以外、参加者は順位が分からないままでの開始です。

まずは伯楽の大家さん提供の「紫陽花賞」(豆アジ最小寸)から。
伯楽の大家さんに発表と授与をお願いしました。

「紫陽花賞 ヒモユキ殿 記録5.9センチ」
ヒモユキさんもちょっと驚いた表情で受け取られます。
記録:5.9センチはこの時期ではかなり小さいです。

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副賞は伯楽の大家さん提供のBluestormライフベルト。おめでとうございました。


続いて女性の総重量1位:まーめいど賞は
須磨のマーメイド ゆかっちゃん 記録306g
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授与は副賞のティファール製スチームアイロンを提供いただいた尼崎のshさんより。
おめでとうございました。


さて、それではいよいよ総重量部門の発表です。
第3位、第2位、第1位の準での発表。

私は主催者ですから当然結果は知ってますが、運営スタッフ以外の参加者は結果はわからない状態ですので、私たちの運営楽しみは名前を呼ばれる人の表情チェックですよ 笑。

賞状授与者は最近恒例となったえりごろうさん
(いつもありがとうございます)

えりごろうさん:
総重量部門第3位 やすべーさん!833グラム!


えっ?と驚く表情のやすべー。

最後の千守先端の追い込みが聞いたようで確か初表彰状かな。
よかったね!
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えりごろうさん:
続いて2位は。。。。
これ、お名前読み上げます?



えりごろうさんナイスです 笑

えりごろうさん:
続いて2位は、須磨のAさん!1,027グラム!


周りからは拍手も上がりましたが、口が悪い人たちからは
・大人げないぞーー!
・Aさんはエントリー締め切り1分前やったから失格でええんちゃうか?

の声。

須磨のAさん:
なんで俺の時は皆ぼろくそ言うねん!

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なんでって、毎回賞をかっさらっていくからですがな!!!!


そして最後の総重量優勝発表。
えりごろうさん:
総重量部門 優勝 ヒモユキさん! 1,416グラム


おおーーーーー、ヒモユキさん、最小寸(紫陽花賞)と合わせて2冠王達成!
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初参加で2冠達成という強烈な結果を残されたヒモユキさんには惜しみない拍手がおくられました。

表彰式が終われば総重量順でのプレゼント選びです。

総重量優勝のヒモユキさんは、私が提供した神戸牛をお選びいただきました!

ヒモユキさん:
「では、すみませんが神戸牛をいただきますね」


勝者にすみませんは不要です。
優勝者に選んでもらえたなら光栄でございました。

2位の須磨のAさんは、伯楽の大家さん提供のUSB充電式エアーポンプ!
3位のやすべーは須磨のAさん提供のダイワのクーラーボックス!
えーと、以下不明。4位のしょうたまさんはbtさん提供の高いロッドだったかな。


最後に記念写真を撮って解散
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感謝:
これまで皆さんが主催なさる大会に乗っかってばかりでしたが、主催するといろんな勉強もできました。ありがとうございました。


最後に結果発表:

第1回 豆アジバトルin須磨海岸 結果(敬称略)
総重量の部  (単位:g)
 1 ヒモユキ  1,416
 2 須磨のA    1,027
 3 やすべー     833
 4 しょうたま    714
 5 bt         620
 6 摂津市のT      598
 7 伯楽の大家     527
 8 タマ        442
 9 キーテス      412
10 うえ        396
11 大阪の稲田      369
12 たかじゅん      365
13 吉野         332
14 ゆかっちゃん     306←女性1位(まーめいど賞)
15 釣り阿呆侍       295
16 よしの         291
17 ageha           272
18 岡場のD          260
19 nori             227
20 えりごろう         218
21 くりごろう          174
22 ガット            155
23 kaz               149
24 もと                        82
25 尼崎のsh                    14



紫陽花賞(最小寸部門 単位:cm)
 1 ヒモユキ  5.9
 2 ゆかっちゃん6.3
 3 たかじゅん 6.4
 4 やすべー  6.5
 5 もと    6.6
 5 タマ    6.6
 7 しょうたま 6.7
 7 岡場のD   6.7
 9 摂津市のT   6.8
10 キーテス    7.0
10 須磨のA   7.0
10 うえ    7.0
13 ageha       7.4
14 よしの    7.6
15 ガット    7.7
16 えりごろう  7.9
17 くりごろう   8.0
17 吉野      8.0
17 伯楽の大家   8.0
20 kaz        8.1
21 bt        8.2
22 nori        8.7
他の方は小さいのが釣れなかったため測定辞退

皆さま、ありがとうございました、そしてお疲れさまでした!
また来年もやりますよーーーー。



あ、ヒモユキさん、やすべー
今回表彰を受けた方は来年の豆アジ大会の参加が必須ですよーw

第一回豆アジバトルin須磨海岸まで1週間を切りました。
大会前の今週は水曜+木曜あたりは少々雨が降るようですが6月24日の土曜日は豆アジ釣りにはいい感じの薄曇りになりそうです。

でも気温は真夏並みになりますので参加される方は熱中症対策をしっかりとお願いします。


さて、表題の特別賞の名称変更と、もう一つ追加とに関しまして連絡です。

まずは特別賞の名前の変更について。
先の記事で「伯楽の大家さん」ご提供のBluestormライフベルトを「小物賞」として当日最も小さいサイズの豆アジを釣った方に授与いたしますと報告しましたが、その賞の名前を紫陽花賞に変更します。
夏の季語でありこの時期に満開になるアジサイと、「鯵最小」を掛けまして(・∀・)


さらに、
豆アジをウキ釣り1本針仕掛けで108匹釣り上げる尼崎の変人
「尼崎のshさん」
からも賞品のご提供をいただける事になりましたので特別賞をもう一つ追加します。

■特別賞名:まーめいど賞
■対象  :当日の女性参加者で総重量1位の方(1名)
■商品  :賞状、及び副賞
 副賞  :ティファール 2in1 スチームアンドプレス DV8610J1

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梅雨から夏にかけてしわになりやすい服にスチームを吹きかけ伸ばしたり、通常のアイロンとしても使える優れものです。

なお、「紫陽花賞」「まーめいど賞」のダブル受賞はありとします。

伯楽の大家さん、尼崎のshさんからは、特別賞の賞品とは別に大会参加用のプレゼントもご用意いただいていることを皆様にお伝えするとともに、改めてお礼申し上げます。


最後に私の今年の須磨海岸の豆アジ釣果状況です。

豆アジカウンター2023

5月20日(土)  1匹 大潮
5月27日(土)  14匹 小潮
6月 4日(日)  353匹 大潮
6月10日(土) 232匹 小潮
6月17日(土)  59匹 大潮
------------------------
今年累計   659匹
今年目標  2,023匹
のこり   1,364匹!

先般告知しました
「豆アジバトルin須磨海岸」の6月24日(土)
まで10日を切りました。

本日までにもブログへのコメントなどで多くのご参加表明をありがとうございます~。




さて、表題の件ですが、追加情報1点とウェイイン会場における詳細情報を記載いたします

■追加情報■
釣果の総重量争いだけでなく、特別賞として
「小物賞」を追加します。

一般的に釣果の総重量を競う大会においては、特別賞を設けるとしたら「大物賞」というのがよくあるお話ですが、本大会は豆アジ釣り大会ですのであえて「小物賞」といたします。

*小物賞ルール*
当日の釣果の中で最も小さな豆アジを釣り上げられた方1名に小物賞を授与します。
賞品 小物賞表彰状
副賞 伯楽の大家様ご提供 Bluestorm 救命ベルト(定価26,620円税込)

(伯楽の大家様からは大会参加のプレゼントとは別にこのライフベルトを大会協賛品としてご提供いただきました。ありがたく特別賞の賞品とさせていただきます)
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業界最軽量470gの自動膨張式ライフベルトです。
豆アジサビキ釣りに慣れてらっしゃらない方でも、1匹釣れたら獲得のチャンスがありますよ!


続きまして、
■ウェイイン会場での詳細情報と注意事項■
です。

1)当日の午前中、須磨浦漁港にて須磨の子供達のサビキ釣り釣り大会も行われる模様ですので、ウェイインは須磨浦漁港の北側広場にて西に少々ずらしたところで行う可能性があることをご承知おきください。


2)ウェイイン会場に到着されましたら「STAFF」という名札を付けた運営スタッフメンバーに持参いただいたプレゼント(参加者お一人につき1つ)をお渡しください。
プレゼントと引き換えにエントリーシートとペンをお渡しします。
エントリーシートを受け取ったらお名前(ニックネーム可)を記入ください。
総重量欄と最小寸欄は計測後スタッフが記入しますのでまだ記入しないで下さい。

ウェイイン開始時刻 10:45
エントリー終了時刻 11:00
  11:00までエントリーシートを受け取られなかった方は失格となりますのでご注意ください。

3)プレゼントは気持ちがこもっていればなんでも結構ですが、従来のbtさん釣り大会では1,000円以上くらいの釣具が多かったように思います。

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ま、お気楽にご参加くださいな。


4)計量、検寸の前に釣果の中から最小寸と思われる豆アジを1匹選んでおいてください。
複数匹を提出され「この中から最小のを計って選んでください」というのはご遠慮ください。
大会中に「おっと、これは小さいぞ」というのが釣れましたら、小さな袋に取り分けておかれることをおすすめします。

5)計量、検寸は「最小寸検寸」→「総重量計量」の順で行います。
検寸、計量、釣果とエントリーシートの写真撮影が終わり、スタッフが数値を記入しましたら釣果をお返しします。

6)ウェイインと結果集計が終わり次第、表彰式に移ります。
表彰状対象は「小物賞」1名、「総重量賞」上位3名です。
総重量は3位までが表彰対象ですが、上位だった方から順に4位以降の方々も持ち寄られたプレゼントの中からお好きなものをお選びいただきます。

7)大会終了時の記念撮影にご協力ください。


*最後にお願い事項*
言うまでもないことですが、釣りの仕掛けやアミエビの空き袋などを放置したまま釣り場を後になさらないようにお願いします。
また安全への配慮は最優先でお願いします。

ご不明点がございましたらこの記事へのコメントにてご質問ください。

では当日会場でお会いしましょう!

(ちなみに主催者として私が持参するプレゼントはこちらです↓狙ってください)

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第1回豆アジバトルin須磨海岸まであと3週間となりました。


釣り大会前のプラクティスとしてここのところ何度か須磨海岸に足を運んでいますが、今年は豆アジの大きな群れがなかなか回ってこず、私の今年5月の豆アジ最多釣果は5月27日のわずか14匹。

5月に3桁を釣られたのはまだ「もとさんの影武者」こと「尼崎のshさん」だけの模様ですね。

この方がムチャクチャなのは、この108匹を釣られたのがサビキ釣りではなく、1本針のウキ釣りだという事。
まさに煩悩の数だけ煩悩まみれでひたすら仕掛けを投げ込み続けられた変態さんの気合の賜物だと思います。

しかしその後も結構なベテランさんでも苦戦されています中、週末の大潮では状況は好転すると思われ6月4日の日曜日に須磨浦漁港へ。

今年2月時点での今年の豆アジ予想は
 釣れ始め:5月20日(土)
 盛期入り:6月  4日(日)
水温と潮からの予測、まずは釣れ始めは予想が当たりましたので、次は盛期入りの予想が当たるかの確認です。

そしての6月4日(日)の結果は!
 もと      353匹
 たかじゅんさん 302匹
 須磨のAさん   300匹
 あおちゃん   300匹
-----------------------------------
 計       1,255匹

完全に最盛期の波がやってきましたね!

皆さん時間を掛ければまだまだ釣れるけど釣りすぎると捌くのが大変だから、と数を決めて切り上げられた状況でした。



そしてそんな中、私の今回の釣行のもう一つ目的
「サビキ仕掛けのピンクスキン、その尻尾の有無による釣果の差
を確認した結果をお伝えしましょう。

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この尻尾、市販のサビキ仕掛けにはほぼ全て付いています。

その目的はおそらく水中でこの尻尾がフィンのようになってヒラヒラと動く事で魚にアピールする事だろうと考えられますね。

ただし豆アジ対してはこれが本当に良い効果があるのだろかと以前から疑問に思っていたのですよ。
と言うのは、盛期に入った豆アジ釣りで数を稼ぐネックになっているのは釣り上げる際に針から外れて釣り落とす事なんですね。
4本針に3匹掛けたはずが2匹落ちてキープできたのは1匹だけ、とかしょっちゅうなのです。

同じアジでも20センチを超えるようなサイズになってくれば口も大きいので尻尾があっても一気に吸い込むでしょうけれど、口の小さな豆アジにはこの尻尾が針先が口に入る事を邪魔してるのではないだろうかという以前からの疑問を今日やっと比較してみようという訳なのです。

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さあ、ほぼ2時間ずつそれぞれの仕掛けで釣った結果は!
 尻尾あり 146匹
 尻尾なし 207匹


もちろん全く同時に2本の竿で釣り比べたのではないため、たった1回の比較で確定はできませんが、体感的には尻尾が無い方が釣り落としが3割以上減るという印象を受けました。
やはり尻尾が無いことで、針先がしっかり豆アジの口に刺さって釣り落としにくくなると考えられます。


よーーーし、豆アジバトル優勝に向けた秘策!
「現在作成済みの豆アジ用サビキ仕掛けの尻尾を全部切り落とす!!」
これだあっ!!



家内:

あーあ、ブログに書いちゃった。
それじゃ秘策にならないんじゃないの?


もと:
いいんだよ。
以前から「豆アジ並みに人間が小さい」と言われてたけど、経験に基づく秘策を世に広めて
「中アジ並みに人間が大きくなった」
と言われるようになるのじゃーー!

今年の2月半ばに釣り仲間の「たかじゅん」さんから
「もとさん、今年豆アジはいつごろから釣れ始めますかね?」
という質問をいただきました。

それに対する私の答えは、
 ①須磨海岸の海水温が11度を超えた日の60日後
 ②その日の海水温が17度を超えていること
 ③大潮で朝満潮を迎える日
の3条件が噛み合う日であり、それは今年に当てはめると
5月20日(土)の朝6時になるだろう
というものでした。

たかじゅんさん:
 うわ、そこまでピンポイントの答えは求めてなかったのですが( ̄▽ ̄;)


それはそうと春が過ぎ初夏が近づくといてもたってもいられなくなる私。
もしかすると釣れるかも、と今年初サビキ釣りは5月13日(土)。
この日は豆アジの気配はなくカタクチイワシ50匹。
2回目は5月16日(火)。カタクチイワシ2匹。
やはり潮が緩いと豆アジの捕食スイッチが入りませんね。


あ、GWの連休前あたりから須磨の海では豆アジの姿が見え始めます。
海水面近くにいる茶色っぽい小魚はメバルの新子ですが、その下に時々キラッと光るのが豆アジです。
ただ、5月中旬まではこの豆アジはアミエビに反応せず、撒いても撒いても無反応なのです。

これがある日突然、何のスイッチが入るのかアミエビを追い始めるのですね。
そのアミエビに対する捕食スイッチが入る予想日が上記の5月20日(土)なのです。


そしてその5月20日(土) 朝4時30分。
毎年豆アジが最初に釣れ始める須磨海岸は千守突堤に到着。
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この日の日の出は04:53。汲み上げた海水温を図ると18.5度。
しかも前日の雨の影響もそうひどくなく程よい笹濁りの薄曇り。
わはははは、最初の一匹を釣るには最高のコンディションと言えるでしょう。

釣りの準備をしながら前週に吉川釣具店で買っていたアミエビを解凍して上撒き開始。


そして開始20分を過ぎた午前5時前。(正確には4時49分)
プルッ、プルプルッ!
という豆アジのアタリが!

はやる気持ちを抑えながら、シーズン初期の豆アジ釣りの極意
アタリがあったら3秒待つ!
を実践します。

これはこの時期の豆アジは特に口が柔らかく手で合わせるとバラしやすく、かといってすぐにそっと引き上げると針を咥えているだけの豆アジを釣り落すことが多いため、豆アジ自身が違和感を感じて少し暴れて針掛かりするのを待つ時間なのです。
(3秒以上待つと口が切れてまたバレやすくなります)

横で絵本作家の山本さんが見ておられる中、慎重に慎重に掛かった豆アジを引き上げます。


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はい!今年も須磨海岸で豆アジが釣れ始めましたよ!!

シーズン初期にしてはやや大きめの7.8センチでしたがまあよしとしましょう。
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この子より後に生まれた小さな子もいずれ釣れ始めるでしょう。

今日は今年初の豆アジを釣る予想日が当たるかの確認・儀式の日でしたので、この1匹で納竿します。
1匹だけで納竿ってかっこよくないですか?

家内:
それにしては帰宅が9時ころだったのはなぜかな?

あはは、その後3時間ほど追加を狙って粘ってましてん(;・∀・)


まあそれはさておき、今年も須磨海岸での豆アジシーズン開幕です!
6月24日(土)の豆アジ釣り大会も奮ってご参加ください!

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