札幌が50年ぶりの大雪となった12月23日(金・祝)。
それは家内と息子がスキーをしに神戸空港から新千歳空港に飛ぶ日
(私はまだ週明けに仕事が残っている為居残りです)

フライトは午後。荷物も多いので車で神戸空港まで送っていったところ、午前中の便はなんとか新千歳空港に到着しているとのお話。

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じゃあ午後もなんとか大丈夫だろうとチェックインした二人を搭乗ゲートで見送って私はいそいそと車へ。トランクにはもちろん釣り道具(w)

神戸空港があるポートアイランド周辺は波が高いので垂水方面に戻りましょう。

垂水もかなり風が強いのですがアジュール舞子の波が荒ければ垂水漁港にしようかな、なんて考えながらアジュール舞子の上から様子をを見ましたら、ありゃりゃ釣り人が一人もいませんわ。
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風で寒いわ、波しぶきは上がってるわで、まあこれだと釣りは出来そうにないですね。
では垂水漁港へ、と思ったところで家内からメールが。

「出発が2時間遅れるというアナウンスがあり待っていたけど、結局欠航だって~」

あらららら、そりゃ私も釣りどころじゃないですね。
スキーツアーではなく個人手配の旅なので、家内と息子が空港のカウンターでフライト変更手続きをしてる間に私も再び神戸空港に戻ります。
この舞子からポートアイランドへのルート、ちょうど神戸マラソンと同じ道を走るので片道20kmちょっとあります。

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こりゃ今日は無理ですね。
しかも翌12月24日の便は既に各社満席で振り替えも不可能。(25日なら可)
さてどうしましょう。
帰りは12月28日の5泊6日の予定が既に1日減ったし、空路では更にもう1日減るぞ。

家内の結論:
「空がダメなら陸路で行く!」

うわお、オットコマエっ!


日付けが変わった12月24日(土)
早朝4時起床で今度は新神戸駅に送ります。

 新神戸駅 ⇒ 東京駅 山陽・東海道新幹線 のぞみ号 (指定取れた)
  ↓
 東京駅⇒ 新函館北斗駅 東北新幹線 はやぶさ号 (指定取れた)
  ↓
 新函館北斗駅 ⇒ 長万部 特急北斗(指定席が取れず自由席)

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写真左側の乗車券は「神戸市内 → ニセコ」
こんなん私は初めて見ましたよ

そういえば。。
前夜乗り継ぎを調べていた家内の表情が結構嬉しそうに見えたのは気のせい?
(いわゆる鉄分が多い血というやつなのでしょうか)

息子も「はやぶさ」に乗れるのを「やったあ」と喜んでおりました。


まあ、そんなこんなで家内と息子は新神戸駅の新幹線改札をにこやかにくぐっていきましたので、私は安心して新神戸駅から釣りに直行しましょ(←またトランクには釣り道具)


行き先は昨日波が荒かった
■アジュール舞子
狙うのは今シーズンまだ15cm以上を釣っていないカレイ~
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冬の朝、この大きな橋に向かってトリャーー、と遠投するのは最高の気分ですね。

着水ポイントに向かって竿先を伸ばし、糸の摩擦音「シュルルッルーー」という音を聞くのが好きです。
(途中の小さな「ッ」はテーパーラインとの繋ぎ目の音です)

ただ今日は小潮で潮が動かずカレイの時合いもめちゃ短そうです。
そもそも時合いはあるのか?

それを皆さんよくご存知なのでしょう、投げ釣りをしてる人の姿もなく広い範囲を投げ放題。ははは(汗)


1時間経過:アタリがありません。
釣れないカレイ釣りは身も心も寒くなるのです。

体を温めにちょっとサビキ釣りもしてみましょ。
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はーい、小さなカタクチイワシくんたち、こんにちはー。
ただうちには君たちの先輩がたくさん煮干しになっているのですよ。

カレイを狙うためには釣り場移動ですね。

■本日2箇所目:明石 林崎漁港へ
神明間のカレイの実績釣り場。
最初外向きのベランダでまた1時間ほど投げてみますがこちらも厳しそう。
早朝からカレイを狙っているという人に聞いてみますが
「今日はあかん。フグばっかりや。」
とのこと。

ここもカレイは諦めましょうか。


ま、せっかく来たので漁港内側で青イソメ餌でのちょい投げも。

足元まで引いてきたところで20cmクラスのマハゼが食ってきます。
上の写真、親指の第一関節の柔らかそうなところを齧られてますが、このサイズだと結構痛いんですね。
歯は太刀魚みたいには鋭くはないのですが、ジャリッと痛いです。
やっぱ肉食魚なんだなあ。

足元で釣れるならと、延べ竿で探ってみますと、
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やっぱ18cmほどのマハゼが来ますよ。

 おかっぱり 延べ竿使い 細ハリス 18センチの マハゼが釣れる

これ、ハゼ好きにはたまらんですね。


おっと、今日の目的はあくまでカレイでした。
また釣り場を移動します。


■本日3箇所目:須磨 千守突堤
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7月30日、豆アジサビキで今年最多の275匹を釣った思い出の場所です。

海面は小潮ながらヌメッと盛り上がってきているいい感じ。
カレイ釣りにええ感じやないですか。
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ただし寒さと小雨のため、残された時間はあと1時間。

房掛けの餌を投げ込み

 待つ
 待つ
 待つ


来たかな?

遠投の竿先が グ、グッと引き込まれてますよ。


さあ、ここから自分との戦いです。
合わせたい。まだだよ。の気持ちの戦い。

まだ待つ あと1分待つぞ。


待ったぞ。
せーの、合わせ ドン!


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釣ったどーーーー!
マコガレイ 32cmでした!