播州龍野に住む私の弟の長女、要するに姪っこがこの春から女子大生になります。

うちの息子が産まれた際に、産院にお花を握り締めて来てくれたあの小さかった子がもう大学生なのかと思うと感慨深いものがありますね。
これはお祝いを渡しに龍野に行かなきゃ。ついでに(←こら)お彼岸のお墓まいりも。


到着直前にちょっと寄り道していきますよ。

最近、とあるブログで知りました、
「龍北工房(たつきたこうぼう)」
龍北工房運営協議会サイト
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ここのイチオシ
「うすくち醤油ラーメン」
が大変美味しいのだとか。



室津産の牡蠣播州鶏のスープに龍野のうすくち醤油のハーモニー。
トッピングは醤油麹チャーシューだとか

いいですねー、早速お店に入ってみましょ。
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もう午後2時を回っていたので店内は空いていますね。
席について早速「うすくち醤油ラーメン」3つを注文。

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おおお、旨そうです。
麺はコシのある細い縮れ麺。
スープの香りはやさしく、どこか懐かしさを感じます。

最近多い、とんこつ醤油背油系やにんにくどっさり系とは異なる、
「龍野の良さを素直に形にした中華そば」
って感じですね。

チャーシューで麺を包んで食べてみたり、しゃきしゃきの小松菜を麺と一緒に食べてみたりしてるとあっという間に無くなっていくラーメンです。
家族3人とも「ズズッ、ズッ」と麺をすする音だけで無言で食ってました。
うん、これは旨いぞ。

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おそらく化学調味料を一切使っていないスープ。
ほんの少し胡椒を振ってすすり、冷たい水を飲んだらまたスープをすすりたくなる。
気が付いたらこれまたスープも空っぽ。

いやあ、これは神戸からまた食べに来る価値がありますよ~。

満足して周りを見渡すと、ん?
なんか張り紙があります。


あわててお店の方に聞いてみると、
やはりこのラーメンの提供は張り紙の②に該当するので、この3月末で終了するとの事。
うーん、残念ですが3月のうちに来ることができて良かったと思いましょうか。
でもホントもったいないなあ。


このあと実家近所の釣具屋さんではちょうど欲しかった軟調子の延べ竿も発見できたので購入。
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最近は「硬調」や「中硬調」の延べ竿ばかりで軟調子の長め軽めのものがなかなか無かったんです。
そもそも釣具屋さんで延べ竿を置いているところも減ってますよね。
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これ、11本継ぎの全長5.3m振り出し式の延べ竿なのですが、竿先のキャップを外すとおやおや太い方から2本目と3本目が突き出していますよ。

その3段階になっている先には「▲43」「▲48」「▲53」と数字が振ってあります。
更にこの部分はテーパーになっており強めに引っ張らないと出てこないようになっています。

これはこの状態で穂先を引き出すと、
全長4.3mへ↓
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「▲43」の部分を持って1段階引っ張り出すと0.5m分竿が長くなり、
全長4.8mへ↓
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更に「▲48」の部分を強く引き上げると最長の
全長5.3mになるんですね。こりゃいいや。
 ↓
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全てを振り出して振ってみるとヒュルーンヒュルーンというゆっくりした音が鳴るほど柔らかくて小物釣りに楽しそうな竿です。
これはいい買い物ができました。

こんな竿が有ったとは知らなかったので調べてみると「ズームロッド」という渓流竿では一般的な仕組みだったんですね。
渓流では川幅や流れの形状によって必要な竿の長さが変わりますのでこういう仕組みが考えられたのでしょう。

海でのサビキ釣りに使うときも釣り場の水深や潮加減で竿の長さを変えたいときがありますので1本の竿で長さを変えて使えるのは非常に助かります。


龍野での一日に満足して、昨夜垂水に帰宅。

今朝の朝飯:
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 ・昨日舞子で釣ったアブラメ(準ポン級)のヅケ茶漬け
 ・そのアブラメのアラを煮出したダシのお吸い物
 ・東播産大豆の納豆
 ・摂津の須磨海苔

うーん、これぞ播磨と摂津の境めし