秋ですねー。雨の具合もこの季節ならではの不安定さですね。

平日よりも週末のほうがバタバタしててなかなか釣りにも行けていませんが皆様お変わりありませんでしょうか。

さて3連休中日の10月8日(日)は朝5:00に起床~。

前日合気道の研鑽稽古のお世話や昇級・昇段審査、その後の懇親会やらで疲れて熟睡している家内を置いてそっとベッドを離れます。

身支度をして5時45分に林崎漁港に到着。
朝6時出船の小松乗合船に乗り込まれようとしているタコカップの名幹事
を見つけて朝のご挨拶。
なんでも明石釣原人さんは朝のハマチのノマセ釣り便だけでなく、夕方16時出船のアオリイカ便にも乗り込まれるのだとか。

朝便と半夜便の間多少休憩時間はあるとは言え12時間以上船の上?
へ、変態だ!わはは

原人さん「もとさんは何を釣るの?」
私   「私は朝9時には帰らなあかんので、漁港内でハゼ釣ります~。」

などという会話をしつつその場を離れ少々東の漁港内側に向かいます。

今年になってこの林崎漁港内でハゼ釣りをするのは初めてですが、少々戸惑いましたのが漁港入口の
港内作業中の為一般車両進入禁止
という立て看板(写真を撮り忘れましたが)

近くにいらっしゃった漁師さんにお聞きすると、釣り禁止ではないようですので釣り道具を持って漁港内に入らせてもらいましたが釣りが禁止になる漁港がこれ以上増えないことを祈ります。
色々トラブルが多いんでしょうね。
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朝6時の日の出と共に第一投。

2.4mちょい投げ竿+スピニング2000番にナイロン3号+中通し4号錘+ハゼ針6号
エサは以前作った「塩イソメ」の残りです。

ちょん、ちょん、と誘いながら引いてくると
ブルン ブルブルッ、というハゼ独特のアタリと引き。
いやー、気持ちいいですなー
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だがしかーし!
今日の塩イソメでのエサ釣りはここまでなのですよ。

今日は以前から試したかった、あるハゼの釣り方を試してみたいのです。

以前読んだあるWEBページに、淡水魚の縄張りについての話が書かれていました。
縄張り意識の強い淡水魚:
 アユ ハゼ

アユの友釣りがあるのなら、ハゼでもいけそうですわな。
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仕掛け左から
ハナカン 逆バリ 4本イカリ

このハナカンをさっき釣ったばかりのハゼの鼻の穴に通します
(ハゼの鼻の穴が見えにくく苦労しましたが)
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次に逆バリをハゼの肛門近くに固定します。
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これにてオトリハゼの完成です!

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これをそっと他のハゼが縄張りをもっていそうなところに沈めていきます。
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ところがここでこの釣り方の問題点が判明しました。

潮の流れもある中、水深4メートルほどの底までなかなかハゼが潜っていってくれないのです。

底を狙う釣りで言うところの
底が取れない
状態ですね。
底にしかいない魚を釣るのに底を取れないのは致命的。

今回スピニングリールに巻いていたのは3号のナイロンでしたが、これではハゼが底に潜っていこうと泳ぐ力に対して潮の流れによる抵抗が大きすぎるのですね。
そもそもアユの泳力とハゼの泳力が違いすぎたのかもしれません。

この状態で底を取るにはどうすればよいか?

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チョイ投げ天秤を間に挟んでみましょう。

おっとあれやこれやしている間にオトリが弱りつつありますよ。
急がなきゃ。

そっと海に放してみると、今度はシンカーの重さで気持ちよく沈んでいってくれました。
しかし、足元ではなかなかアタリがないまま時間だけが経過していきます。


アユの友釣りではポイントとなる大きな石にオトリを誘導するのでしょうが、この漁港ではどこを狙えばよいのやら分かりません。

こういう時は基本に戻りましょう。まあ今更基本もへったくれもありませんが(汗)


今回のタックルは「ちょい投げ竿」+「スピニングリール」。
お盆に弟と新舞子の手漕ぎボートでキスを釣った時と同じです。

このタックルでの基本的な釣り方は
ちょい投げ
ですわな。


よーし、ハナカン通して逆バリを打ってイカリ針を付けたオトリハゼを20mほど投げてみるぜーーー!(もうやけくそ)

着底を感じたら、付近の底にいるはずの他のハゼにアピールするべく、時々アクションを加えながらズルズル引いてきます。

でもなかなかアタリがないーーーーー。
巻き上げた際に確認したオトリハゼももう青息吐息。


やはり「ハゼの友釣り」は無理だったかと思った6投目。

その時は突然来ました

ドゥルンッ
という手応え

おおおおおお、前触れもなく来た!
なんやなんや、何が掛かったんやーーーーー???
ハゼか?ハゼか?

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釣ったどーーーーーー!
ハゼを友釣りで!!



喜びながらその後も30分ほど粘りましたが、釣れたのはこの1匹のみ。
結局2匹で納竿です。


■考察■
今日だけで結論を出すのは早すぎますが
ハゼは友釣りでも釣れるが意味が無い
=ゴカイでのエサ釣りのほうがはるかによく釣れる
と思います。

今日は周りの釣り人を見ていてもハゼの活性が低い日だったと思います。
漁港の底面積に対して成長期のハゼが多い時には周りのハゼを追い払ってでも縄張りを主張するのでしょうが、ハゼが少ないとこの釣り方は成立しないですね。


やはりアユの友釣りは虫エサなどでは釣れないから編み出された釣り方なのですね。
勉強になりました!




ただ、、、、
縄張り意識の強い淡水魚
として挙げられていた中でもう1種類、どうしても友釣りをしてみたいと気になってしょうがないのがいますねん。

ヒント①:カタカナで書くと3文字
ヒント②:1文字目は「メ」
ヒント③:3文字目は「カ」