11月18日(土)の初めてのハマチのノマセ釣りで釣り上げられた4匹のハマチ。
1匹は同行のバットさんにプレゼントしたので持ち帰りは3匹です。
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さあ捌いて食べようと思ったところ、青物釣りの先輩方から
「ハマチは釣ったその日より、頭とハラワタを出した骨付き皮付きの状態で数日熟成させた方がおいしい」
というアドバイスを頂戴しました。

それでは経時変化も楽しんでみましょう。

できるかな!?the 男の素人料理!ハマチ編

まず1匹目:44cmを釣った当日刺身で食べてみましょう。
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柵を取ったらどんどこ引いていきますよ。

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家内:ちょっと分厚すぎるんじゃない?

私:だから素人料理だと上に書いているではないか(涙)

でも食ってみると旨いですよーーー。
なばさんからいただいたカボスが合いますね。
身は結構脂も乗っていて醤油をはじくほど。
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うんうん、うまいうまい。
44cmで釣ったその日だとさっぱりしすぎかと思いましたが、しゃっきりくっきりした身の歯ざわりががとても新鮮です。
まずはこの味を釣りものハマチの自分の基準としてみましょう。


その2日後の月曜日:11月20日
2匹目の52cmのを食べますよー。
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今度は薄めに引いて。
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魚の大きさと厚みのバランスはこれくらいがちょうどよいようです。
これを刺身で食べてみますと、おおお、2日前より旨みが増してますよ~。
うまくアミノ酸が増えたんでしょうね。


刺身で食べた残りはヅケにしてみましょっと。
漬け込むタレ:醤油、酒、味醂を同量混ぜ、煮きって冷ましおろし生姜とわさび、すりゴマを合わせて漬け込みます。
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さっと食べるなら数時間で十分ですが今回は一晩漬けてみました。
途中で様子を見ながら固くなってないところで漬け込みを止めるのがポイントですね。

熱いご飯にタレをビシャビシャ垂らしながらハマチの身を並べ、これまたカボスをちょっと絞って。
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旨し!
ハマチの旨みが増幅され、ねっとりしたコクも感じますよ。
思わずドンブリお代わり


そして更に2日後の11月22日(水)
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今回の最長寸:55cmのをいただきましょう。
お酒で洗ってジップロックして冷蔵庫で寝かせておいた身をまずは三枚おろし。
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三匹目になるとだいぶ慣れてきました。
ただ骨に残った身がもったいないですね。
次回は骨の隙間の身も美味しくいただくことにしましょう。
これってマグロみたいにスプーンでスキ身を削っていいんでしょうかね?

今回は半身は皮付きのまま照り焼きに、半身は皮を引いてお刺身にしてみますよ。
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刺身は2日前よりも更に旨みが増しましたね。こりゃ旨いです。
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最初はシャッキリしていた身がしっとりねっとりと変わり、香りも高まってます。

テレビを見ながら一切れ食べた息子が無言になりテレビから目を離して黙々と箸を伸ばし続けます。結果として半分以上息子に食われてしまいましたがな
ま、ありがたいことですね。

ただこれ以上熟成させても鮮度が落ちるのが上回りそうですので、これからも熟成させるのは4日まで、としていきましょっと。

最後は照り焼き。
サラダオイルを引いたフライパンでハマチの両面に焼き目を付けたら、醤油・酒・味醂を同量、その1/4の量の砂糖を合わせたタレをぶっかけます。
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タレを煮詰めながらスプーンで掬っては回し掛けますよ。

結果:これが今回一番旨かったの!
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これまで簡単だと思っていた照り焼きという料理が結構手が掛かる、というか目が離せない料理だということもよく分かりました。
今後は作ってくれた人に感謝していただきます~。

自分で作ってみると普段当たり前のようにいただいているものがどれほど手間隙が掛かるのかがよく分かりますね。

あー、旨かった!
アドバイスいただきました皆様に感謝感謝。


あ、今年はもうノマセの青物船釣りは季節的に終了っぽいです。

小松乗合船ももう少しハマチを続けるつもりだったようですが、エサの小アジが釣れないのではどうしようもない、と翌営業日からウマヅラハギ釣りに変更されてます。

ハマチは我々が乗った日が今年最後の日になった模様。
こちらもギリギリ間に合って良かった~。


さて今週末はこれまたおそらく今年最後のキス釣り

招待選手としては出場権を獲得できませんでしたが、一般参加させていただき下克上を狙っていきますよ。
今から須磨にプラクティスに行ってきまーーす。