播磨と摂津の境目から

垂水在住のもとと申します。 人生楽しんでます。

2016年08月

暑いですねー。
早く涼しくならんかな!と思いつつ、暑がっても解決しないので、夏は「これでいいのだ」とあきらめてます。

さて、昨日須磨海岸でキスを狙って500円分買った餌の石ゴカイ。
昨日は結果撃沈
500円分の石ゴカイのうち300円分は残りました。

虫餌が余った場合、少量なら海にお帰りいただく、もしくは近くの釣り師に使ってもらう、というのが正しい姿だと思いますが、いつもここで悩みます。
幸い今週一杯夏休みでもありますので残りを使ってみましょう。

今日釣りに使える時間は往復時間を含めて10:15-12:15の二時間。
こういう時はアジュール舞子ですね。

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今日も波が穏やかで大変美しい明石海峡大橋です。

平日ということもあり釣り客は少ないですね。
空いていても体感温度は非常に高いですが釣りやすいのは何より。
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最初は昨日の残りの石ゴカイでカワハギを狙ってみましょ。
1.2mの短竿でカワハギ針2本仕掛け、錘は3号。

投入してすぐアタリはありますが針に掛からない、もしくはチャリコが掛かってくるの繰り返しでした。
針のサイズ、最初は5号でしたが途中でこれはいかんと3号に変更したら来ましたよ~。

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まだまだ小型ですがゴリゴリ、ゴンゴンとしたアタリと引きが気持ちいいです。
アタリに合わせて針に掛ける楽しさは豆アジとは比較になりません。


チャリコを避けながらここぞというカワハギのアタリに合わせて数尾追加。

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ベラも食ってきます。
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これは素焼きで三杯酢焼き浸しですね。

おっといかん、豆アジ梅肉唐揚げを作る為のサビキ釣りもやらなきゃ!
結局釣り時間50分で豆アジ34尾、カワハギ2尾、ベラ1尾という釣果でした。

■お料理コーナー■
まずはアジから。
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(1)頭と腹ワタを取って3%の塩水で洗ってキッチンペーパーで水気を取る。
 (2)ボウルにアジを入れ、腹部に練り梅を詰める。
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 今回は前回の味の弱さ対策として梅干倍増の4個を使用。


 (3)小麦粉(薄力粉)を振り掛けます。
   日清のクッキングフラワーが使いやすくてお勧め。
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 (4)180度の油で揚げ音が乾いた感じになればOK!
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今回は成功!
梅の香りと味がこの季節の豆アジにどんぴしゃ、これは旨いですね。


ベラは一尾しかないですが焼き浸しにしてみましょ。
家内の思い出の味なのだとか。
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これも旨し!

最後にカワハギは造りに。
まだちっこいので難しいです(汗)
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厚さを2段階に分けてみましたが、やはり薄いほうが食感がよいですね。

今日も満足!



一昨日、龍野の釣具屋さんで買った竿3種(投げ竿、延べ竿、磯竿)

どれから使おうかなと考えておりましたら家内から「キスの天ぷらが食べたい」の声が。

で、投げ竿を開封して今朝も行ってきましたよ須磨海岸。
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須磨海水浴場の西側、須磨浦漁港と海釣り公園の間の砂浜です。
ここは遊泳区域外なので海水浴シーズンも静かです。

先週土曜に登った旗振山を、今度は下から見上げる形になります。
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登ってる時は足元しか見てませんでしたがやはり急な山だなと改めて感じます。

そうこうしながら15号のジェット天秤+7号の流線3本針仕掛け+石ゴカイ。
ぴしゅるるるーーんと投入。
いやあ、砂浜の投げ釣りは気持ちいいですね。

投げの気持ちよさとは裏腹にキスのアタリは全然ありません。
チャリコばっかり(涙)
早朝から粘っておられる近くの釣り人にお聞きしても「今日はあかんなあ」との事。

1時間半ほど頑張りましたがキスは1尾も来ず。
ま、こんな日もあるんでしょう。

ただこのままだと新品の投げ竿での初釣りが手ぶらで帰ることになるので困ります。
場所を千守突堤に変えましょう。
ついでに吉川釣具店でアミエビも買っておきましょ(汗)

千守突堤到着
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今年は海水浴客が少ないなあ、若い子の遊びも変わったんかなあ、とおっしゃる散歩中のおじさんと世間話をしながらまずは投げ釣り。
こっちはキスはいるかな?

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ハオコゼばっかり(涙)
ここも今日はキスはダメの模様。

うーむ、「豆アジサビキ釣りが好きだ」とか言いながらキスにkiss me!とか言ってる私が罰当たりだったか(汗)

ちょうどアミエビのレンガも程よく溶けたところで投げ竿の仕掛けをサビキに変更。
こちらは安定してますね。
やはりチャリコがうじゃうじゃ湧いてはいますが1:1くらいの割合でアジが来ます。

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今回は砂浜での投げ釣り予定だったので水汲みバケツを持って行っていませんでした。それで海水の氷水に浸けられず、やや鮮度(目と体の色)が落ちた感あり。

こういう時は急いで食べてしまいましょう。
ブログ友:青琉さんお勧めの食べ方
梅肉唐揚げ
を試してみましょう。

梅干は龍野の「道の駅しんぐう」で買ったものを使用。
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「幸子」さんというお名前がいいですね。
ばんばひろふみの歌が頭の中を流れます。

これを二つ叩いて梅肉にして、頭と腹ワタを出したアジに塗り塗り。
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アジの両面に梅肉を塗って小麦粉を上から振りかけ、ひっくり返してまた小麦粉を振りかけ。
うーん、これでいいのかな。
いつもは塩胡椒したアジと小麦粉を袋に入れて振って粉をまぶすのです。
今回は梅肉が落ちてしまいそうでやり方を変えてみましたが不安あり。
梅肉の付き方にムラがあるのも大丈夫かな。

いただいた小さな命をできるだけ丁寧にいただきたく、新しい食べ方は結構ハラハラ
します。

ハラハラしてる間にも生で食べるほうも仕上げましょう。
こちらもブログ友:なばさんがよくなさっていた食べ方を真似っこ。
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おろしたアジに塩と荒挽き胡椒とオリーブオイル、刻みネギを散らす!
カボスかスダチがあれば良かったのですが手元に無いのでレモン汁。
少し醤油も垂らしてみました。
混ぜ合わせるとメチャ旨そう!
たまらずビールを注いで喰って飲み喰って飲み。
これは旨い!
これにニンニクとワインビネガーを入れるとカルパッチョに近づいていくんでしょうが豆アジにはこの具合が合う合う。
これ、絶対白ワインにも合いますね。

いかん、酔う前に梅肉唐揚げも揚げなきゃー、と思いつつビールが進む進む。
(ただいま500ml缶3本目)

梅肉唐揚げレポートはまた追ってー(汗)

(今シーズン豆アジ累計:1534尾)


8月14日~8月15日の2日間、生まれ故郷の龍野に帰省しておりました。
14日の昼食は母や弟家族と一緒に「史跡 千本本陣」のコースお料理。

その中でも近くを流れる栗栖川で獲れたアマゴの塩焼きが特に美味しゅうございました。
やはりプロの焼き加減は違いますね。
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こちらは実家の近くを流れる揖保川の看板。
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この辺りはアマゴではなく鮎が泳いでます。
鮎釣りもやってみたいけど躊躇したまま何年も経ってしまっていますね。
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そうそう、この揖保川、川沿いにかなり特殊な堤防があるのですよ。
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堤の内側に溝が切られ、真ん中にストッパーのような棒が立っています。

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これは
畳堤(たたみてい)
という堤防です。

豪雨で増水した際に周辺住民が家の畳を剥がして堤防に運び、この溝に挿し立てる事で濁流が家のほうに流れ込むのを防ぐのです。

ただしあくまで付近住民が我先に逃げたりせずに家の畳を皆の為に運ぶということが前提

Wikipediaによると
畳堤(たたみてい)とは、既存の堤防の上に近隣住民の住居のをならべて堤防の嵩上げを行うものである。設置訓練など、日頃から地域住民間の協力や意思疎通が不可欠なため、適用できる場所は限られている。」

後半の説明、いいですねー。

ちなみに日本でこの畳堤が現存するのは
兵庫の揖保川、岐阜の長良川、崎の五ヶ瀬川
の3箇所だけだそうです。


その後もカメラ片手にぶらぶらと龍野の街を歩きます。
見えてくるのは「つり具の沖」さん
龍野町には唯一残っている昔ながらの釣具屋さんです。

子供の頃、サシ虫(記憶では1袋30円)や毛鉤(記憶では1本50円)を買って揖保川でハイジャコ(オイカワ)を釣っていた思い出のお店。
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ん?
近づいてみると見慣れない貼り紙がありますよ。
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これは変です。
これまでこのお店、私が知る限り「全品半額」なんてやってないです。

慌てて飛び込みおかみさんにお聞きすると、やはりもうお店を閉められるのだとか。

「もうお役立ちできることも無くなったからねえ」

と、おやっさんおかみさんは私が子供の頃と同じ笑顔で対応していただけました。


しかしそれならまあ少しでも買っていかなきゃいけませんわな!
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リョービのカーボンロッド3本で1万円ほどにしてもらいました。
 ・メバル竿 2.4m (垂水一文字デビュー用に準備)
 ・投げ竿  3.6m (キス、テンコチ、これからのカレイ用)
 ・延べ竿  4.5m (豆アジサビキ用 長めのが欲しかった)


沖つり具のおっちゃんおばちゃん、長い間お疲れ様でした。

龍野を離れてた長いとはいえ、最近全然買い物できてなくてごめんなさい。
ありがとうございました。
竿、大事に使います!

昨夜家内から
「明日朝7時に起きて、あなたのブログタイトルの播磨と摂津の境目を見に行きましょうよ」
との提案が。

なんですかその境目とは? と思いつつもとりあえず賛同。

朝7時に起きるということは7時に帰宅すればいいんだねと須磨海岸へ(←ぉぃぉぃ)
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今朝の日の出は05:18。だんだん遅くなってきました。
メバル1尾、アジ30尾程度を釣って45分ほどで撤収。

さて約束どおり7時に帰宅し朝ご飯。
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南蛮漬け(釣り物)丼+イワシ(釣り物)の生姜煮+ポテトサラダ(家内作)+自家製煮干しの味噌汁。
今日も旨いぞ!


さてさて「播磨と摂津の境目」とやらを見に、リュックを背負って徒歩で出発。
それは須磨浦山上遊園がある旗振山の山頂付近にあるそうな。

垂水駅から一駅東の塩屋駅で降りて北へ向かいますよ。
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塩屋という街、須磨と垂水の狭間であまり降りることがなく隣町なのにあまり分かっていないところです。
古い街ですがとても清潔ですね。

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駅前商店街を抜けどんどん北へ。
この辺りはまだ傾斜が緩やかでしたが、このあとどんどん傾斜がきつくなりますよ(汗)

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前を颯爽と歩く家内。
私は写真を撮りつつ休み休み(汗)

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830年前の合戦の戦没者供養塔。
いろんなものがありますね。

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カボチャの葉が繁って下が見えませんが「マムシに注意」と書かれてます。
どちらかというとカボチャ泥棒避けの人間向けカカシのように思われますが(笑)
だからと言ってこの看板を見ると確かにカボチャを狙いに踏み込んでいく気にはなりません。うまいね。


休憩を取りつつ出発から約1時間。

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到着ーーー!
ま、播磨と摂津の境目は毎日のように電車で通過しておりますが、ここまで明記されたのを見たのは初めてでした。

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同じ場所から明石方面(播磨の国)を。
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逆方向(摂津の国)を。
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落ち着いたところで帰りはロープウェイで一気に海岸そばの須磨浦公園駅へ降ります。
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須磨海釣り公園がぐんぐん迫ってくるのは気持ちいいですね。

しかしこの水上バイクどもはあかんやろ。
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いやあ、汗まみれにはなりましたが楽しい散策でした。


あ、そうそう、朝釣ったメバル!

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初めての関孫六 刺身包丁の出番です。
(メバルはちっこいけど)

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きれいな身ですねー。肝もネットリ旨いです。

アジはなめろうにして明日の朝飯へ~。
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明日は私の田舎、龍野に帰省します。
アマゴを食う!

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内村航平選手、体操男子個人総合金メダル連覇おめでとうございます。
世間がオリンピックに沸いている中、私が好きなのは豆アジサビキ釣りです。

ただし釣れるアジの平均サイズが10cmを超えると私のアジサビキ釣りのシーズンはそろそろ終わりを迎え、その後はカワハギとハゼがターゲットに変わっていきます。

お盆休み前になると、大阪に通勤する電車の窓から見える淀川にもちらほらハゼを狙う釣り人の姿が見え始めますね。
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神戸の海は多彩な小魚が釣れる素晴らしい所なのですが、唯一ハゼが弱いかなと感じます。
カワハギは垂水漁港やアジュール舞子など地元でも釣れるのですが、ハゼが好む泥底で流れの穏やかな河口がほとんど無いんですね。

なにせ川の長さが10km程度で六甲山系から一気に高低差数百mを流れる落ちるような短くて細くて急な川ばかりなんですよ。とほほ。
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例えば新神戸駅近くを流れる生田川。
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この写真の数キロ下流はもう河口です。

例えば灘区を流れる都賀川。
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どの川も段々畑のようです(汗)
(画像引用:神戸市WEB)

これは段差を設けることにより、小さな滝壷部分は強化しておいて強い水圧に耐え、それ以外の川底の傾斜をなだらかにすることができるのですね。
結果として河川改修工事の頻度を抑えることが目的との事。
遡上する魚など生態系への影響もありそうですが、神戸市は治水の安定維持を優先しているのでしょう。

上記の状況により神戸の川はハゼが好む砂が溜まるゆったりした河口ができないんです。
数を狙うなら神戸の川よりも大きな、東の淀川や武庫川まで、西では加古川や夢前川まで行かなければならないのです。
(それ以外の近場ハゼ釣り場をご存知の方、教えてください)

さてそんな8月11日、今年から新設された祝日「山の日」。
どこへ行くか、そりゃ昔から合言葉は
「山といえば川」
ですわなw
しかも水質を考えるなら東よりも西でしょう。

おっと、出発前に夕飯の準備をしておかなきゃ。
今日は先週土曜に釣ったイワシでの自家製煮干で味噌汁を作りますよ。
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表面だけ洗って茹でたので腹ワタにはアミエビが詰まったままのはず。
念のため頭とワタは取っておきましょう。
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鍋に水と煮干、及び利尻の昆布を浸しておきます
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旨いダシ、出てくれよ~。
と叫びつつハゼ釣りに出発。


本日の釣り場:加古川河口~
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うーん、周りでハゼ釣りをしてる人がいません。
子供連れで水遊びしている人がいる程度です。
干潮時の遠浅は厳しいですね。
たまに掛かるのもチビセイゴだけ。(食う為に持って帰りますが)
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昨年9月中旬はハゼが1時間で10尾ほど釣れていた場所なので、今日はあきらめてまた来る事にしましょう。

あ、ここ公衆トイレがきれいです。オススメ。
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さて加古川から垂水への帰り道であと考えられるハゼ釣り場。

数は期待できないけどチョイ投げでハゼも来るそうで初訪問の明石
林崎漁港
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流れの速い外向きではなく、水が澱んだ内向きです。
漁船の隙間から石ゴカイでチョイ投げ第一投!

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キターーー今年の初ハゼ。
10cm程度ですね。(←食う)


第二投
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またすぐキターーー。
これは9cm程度ですね。(←もちろん食う)

その他ちょこちょこキスや(12cmだけど天ぷらにして食う)
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キビレチヌ15cmも(塩焼きで食う)
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釣果は芳しくなかったけど昼間サビキ以外の釣りをしたのは久しぶりで楽しく、ハゼのブルブルッと首を振るアタリも気持ちようございました。



あれやこれやと持ち帰り早々に夕食準備です。

自家製煮干で取ったダシをキッチンペーパーで濾し、
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自家製味噌と合わせます。
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これは昨年9月に仕込んだ分です。
いい感じに熟成が進んでました~。

味噌汁の具はシンプルに玉ねぎと油揚げ。
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結果:自家製煮干し、大成功!!

体が「このお味噌汁、吸収したいです」と語りかけてきます。
(息子は勝手にお代わりして3杯飲みました)

煮干し作りは思ったより簡単でしたので小イワシが一杯釣れたらぜひお試しください~。

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