播磨と摂津の境目から

垂水在住のもとと申します。 人生楽しんでます。

2016年10月

私の好きな釣り場「垂水漁港」!

今回はカメラの近くに釣りの仕掛けを投入して魚が食いつくところを映すことにも挑戦しますよ~。

もと:
 「この垂水漁港で誰かが海の中を撮影した動画は見たことがないんだよ。
  しかもここでアジやイワシがサビキ仕掛けに喰いつく瞬間。
  それをこの垂水漁港で撮影できたら、
  ひょっとすると世界初の快挙かも

家内:
 「えらくニッチな世界初の快挙ね」


10月29日(土)14:30 垂水漁港の直売所近くに到着。

家内は近くのアウトレット「マリンピア神戸」に買い物に行くとかで海中撮影には付き合ってくれず、私とは垂水漁港で車の運転を変わりました。
「17:30に今降りたところで拾ってやー」と約束して一人で漁港着です。つまんね。

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今回は「魚の目2号」で撮影しますが、万一に備えて「魚の目1号」も持って行きました。

辺りを見回すとアジやイワシの群れが回ってきていないようですので先に魚の目2号の進水式を済ませましょう。
今回はサビキ仕掛けを投入するポイントそばにカメラを構えるために4.5mの竿のガイドに細めのナイロンロープを通して沈めてみますよ。

そろそろと下ろしていきます。

どうか水漏れしませんように。
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カメラからタブレット(NEXUS7)へ現在撮影している動画を飛ばす機能もここまでは問題ありません。
AndroidだけでなくiPhone、iPadでももちろん可能です。
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この辺りでタブレットアプリの「撮影開始ボタン」を押します。
おお、無事撮影も開始されましたよ。

↓魚の目2号が海に潜る瞬間↓(録画後のキャプチャ静止画)
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しかーし!世の中そんなに甘くない。
タブレットのモニター画面を見ながらそろそろとロープを緩めていきますと、
深さ数10センチまで沈めたところで
『WiFiが切断されました』
のメッセージが。
何度か繰り返しても同じですね。

あー、そっか。
自宅での撮影テストでは庭や二階を歩き回って10m位離れても大丈夫だったけど、海水中でのWiFi電波の減衰は実験してなかったな。

そういえば学生時代の同期で現在潜水調査船「しんかい6500」に乗り込んでいる友人と酒を飲んだときに、撮影した写真は電波ではなく「音波」で海上の船に伝送する、と言っていましたっけ。
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「海水中では周波数が高いほど減衰しやすいんだ」と。

ギガヘルツレベルではあっという間に減衰しまくるんですね。



残念ながらWiFiでモニタリングしながら魚を探すのは難しいということがあっという間にわかった結果でした。

仕方ない、手探りになるけどカメラをもう少し沈めて近くに釣り仕掛けを放り込むか、と思いつつ水面に目をやると
あらららら、カメラから気泡が出ているようです。

慌ててカメラを引き上げます。
録画は続いているのでカメラも壊れてない模様で安心。

↓引き上げたカメラに録画されていた動画のキャプチャ画像↓
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ほほう、釣り上げられた魚が最後に見るのが自分を釣り上げた釣り人だとしたらこんな感じに見えるのかな、と思える映像になってました。
これはこれで面白いですね。


引き上げた「魚の目2号」を見るとレンズ側の方から水漏れがあったようです。
うーむ残念、やはり接着剤による目張り部分が12箇所あるのは良くない構造でしたかね。
はたまたその上からコーキングをすれば良かったか。


ま、これで諦めて帰るのはもっと悲しいので、中のカメラ(A1H)を取り出し「魚の目1号」に移し変えましょう。


落胆とだんだん日が翳ってきて海の中が暗くなってしまう焦りからか、カメラの設置位置がすこし後ろに下がってしまったようです。
丸い輪はケース前面のアクリル板の円周です。

あ、WiFiでのリアルタイムモニタリングができないのでちょこちょこカメラを水面に上げてはWiFi接続して録画されているのを確認してます。

アミエビを撒いていると狙いのアジイワシではなく別の魚が。
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ウマヅラハギがやってきました。
とりあえず、私が初めて捉えた「垂水漁港で泳いでいる魚の動画」です


ではカメラの前にサビキ仕掛けを落としてみましょう。

サビキ仕掛けは気合いの「リアルアミエビ」
6本針仕掛けで値段は369円(税別)。
サビキ仕掛けにしてはかなりの高級品です。
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ただ、アジやイワシを想定しての針サイズ4号だったため、ウマヅラハギは針に掛かってくれません

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あとで録画されたのを見るとでかいボラもカメラの周りを泳いでました。
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しかしいつまで経っても今日の目的
「アジやイワシがサビキ仕掛けに乱舞する動画」
が撮れません。

ま、群れが来ないのでどうしようもないのですが。


では群れが来るまでのつなぎに、カメラを海底まで落としてみましょう。

これも今回の目的「垂水漁港の海底はゴミだらけではないのか?の確認」です。

空き缶とか自転車とか、マネキン人形とか沈んでたら嫌だなあ、と思ってましたら
ちょっと、見て見て見てくださいな!

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結構きれいな海底だったんですよー

もっともっとゴミだらけじゃないか、もしそうだったらブログで公開するのはやめよう、と思っていたのがいい方向に裏切られました。

ここで深さ6mくらいです。透明度もそこそこかな。

よーし、お父さん、嬉しいのでその場で弾んじゃうぞーー。
バフンバフン!
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海底をカメラの底で叩いてわざと濁りを出してみます。

この目的は海底の泥がネバネバしたヘドロなのか、きめ細かい砂なのか。
また某神戸市灘区あたりに本部を置く団体が、垂水漁港の海底に金塊を隠しているという都市伝説の確認です。


結果はやはり単なるサラサラの砂ではなく、有機物が糸を引くようなところもありますね。
釣り人が皆で撒くアミエビが影響しているのかもしれません。

バフンバフンと海底を叩いても金塊は出ず(出るかい!)
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出るのはハゲだけ。


何度も海底を叩いて砂を巻き上げましたら、あちゃー。
「魚の目1号」も内部に水漏れしてきましたようですよ。

時々引き上げて確認していたのでまだマシではありますが、
カメラケース内部はべちゃ濡れ。ひー。↓画像傾いてます。
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前回はロープの長さが足りず水深1メートルくらいまでしか撮影できなかったのがよかったのか水漏れせず安心してましたが、7m程沈めると水圧の影響もあるようです。

自作カメラケース2つが両方濡れたら仕方ありませんね。
カメラ関係の荷物は全部まとめて、あとは釣りに専念しましょう。

あーあ、アジやイワシの群れがサビキ仕掛けに喰い付くところを撮りたかったなあー。残念。

サビキ釣り開始時点で家内との待ち合わせ17:30まで残り30分。
最後の片づけと待ち合わせ場所までの移動時間を考慮すると、
残った釣り時間はわずか15分かな。
もう釣れないだろなー。


そしたらいきなりイワシの大群がキターーーー。

周囲の釣り人も

 奥さん「パパー、掛かってるみたい!これからどうしたらいいの?」
 息子さん「パパーー、いっぱい釣れたー、どうしたらいいの?」
 パパさん「待て待て、パパもどうしたらいいか困ってるほど釣れてる」

という状態。

水面を見るとマイワシのでかい群れが水面を盛り上げています。

うがー、このタイミングで
群れが迫ってくるところを
海の中のカメラで撮影したかったーー


ま、17:00過ぎの海では暗くて撮影できなかったとは思いますが。

私も15分で32尾の釣果。
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15分で32尾って、サビキ釣りとはいえかなりの爆釣です。
うーん、これは「魚の目3号」でぜひ映したいですね。

動画はこちら↓


完璧な「サビキ釣り動画」撮影の道はまだまだ長そうです。





週末天気がよいと気持ちがいいですね。
湿度も低くさらっとした土曜は虫干しに最適です。

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桐の箱は湿気を呼吸してくれるのですがこれも干しておきましょう。
この箱書きは香川県坂出市の讃岐うどんの名店「蒲生うどん」の奥様の手によるもの。

私が結婚した際に様々な方からいただいたお祝いの品は全て家宝ですが、その中でも特大ホームラン級の逸品です。

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箱の中身はうどん用の夫婦丼。
善通寺市の讃岐うどんの名店「長田in香の香」で使われている釜揚げうどんのダシ入れに使われているのと同じ、徳島県大谷焼の窯元:森陶器の登り窯(国有形文化財)で焼かれたものです。

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森陶器の名職人:森明治さんに銘を入れていただきました。

通算67回目の香川県入りまであと二週間。
「蒲生」と「長田in香の香」と「前場」は訪問確定。
その他にどんなお店に行こうか考えるのも楽しいです。

前場さんではうどん用の小麦粉を分けていただき、年末久しぶりにうどんを打って垂水で釣ったイリコ出汁で味わってみましょ。


以上、苦戦中の水中動画撮影からの現実逃避でした





週末サビキ仕掛けに群がるアジ・イワシを撮影する為に、平日の夜ゴソゴソと進めております「魚の目2号」の製作。
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1号機2号機で使った「セメダイン スーパーX」は万能接着剤といってよい素晴らしい性能なのですが完全に硬化するのに1日かかるのが玉に瑕ですね。
ちょっと接着し直すと、また1日待たなければならないというのは効率が悪いです。

調べてみると新製品で「セメダイン スーパーX2」という硬化時間1時間のものが発売されていましたので「魚の目3号」ではそちらを使ってみましょう。


では今日の作業:防水性能試験です。

小型化した湿度計を使っての防水性能試験の前に、先にカメラがちゃんと納まるか確認しましょう。
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寸法はぴったりでいい感じに納まってますよ。
ただ接着剤の塗りムラが残念です。

家内:「ビール飲みながらやってるからじゃない?」

いいんだよ、ほろ酔いでやるのが楽しいんだよ。

カメラに電源を入れてタブレット・iPhoneからの遠隔撮影テストも実施。
こちらもいい感じです。
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ここまではOK。
ではカメラと湿度計を入れ替えて防水性能試験の開始です。
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35号の棒錘2本:計262.5グラムをテープで仮止めします。
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ボウルに水を張りそこに魚の目2号を沈めます。
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湿度計の針は58%を示していますね。
この数値が2時間経過しても変化しなければ試験完了です。

■5分経過:
5分が経過したところで持ち上げて確認すると、
あれれれれ?
湿度が70%に上昇していますよ。
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■10分経過:
まあ、もう少し様子を見ようとそのまま沈めトータル10分経過。
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うわあ、湿度は80%近くにまで上昇していますがな!


慌てて水から引き上げ湿度計を取り出し内部を点検。
湿度計も水で湿っていますね。
どうもケースの前面(カメラのレンズ近く)の接合部分から水が浸入しているようです。
これはいけません。
補修しなければなりませんが、水漏れは本当にここだけかも心配で再点検です。

今度は逆にケースに水を入れてみます。
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ビールを飲みながらジーっと待っていると、やはり先ほど水が浸入していたと思われるところから水滴が垂れてきます。
垂水で水垂れ、なんちゃって。ぎゃはは。

家内:「ほろ酔いを通り過ぎて酔っ払ってない?」

ひーん。いいんだよ、トラブルを楽しめるようになって一人前なんだよー。


ケースに扇風機の風を当て乾燥させている間に入浴。
風呂上りにビールをもう1本空けながら接着剤を水が浸入していた辺りに再度塗りこみまた1晩待ちましょう。


これでトラブル発生時に備えて予備日としていた金曜夜に最終防水試験を行って完成予定です。

うーん、予備日を設定していてよかった。
「水も漏らさぬ完璧な計画」のお陰ですな。

家内:「水、漏れまくりやん。」




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10月23日(日)の朝、初めての水中動画撮影を行った「魚の目1号」。


ハードウェア的な大きな課題はカメラの揺れ・回転対策です。

魚が映っている時はカメラをピタリと止めたいですし、そもそも揺れる動画は見ていて乗り物酔いしますからこれはなんとかしたいところ。


振り出し式のポールの先にボルトで固定すれば安定はしますが、例えば応援団の団旗用のポールは長さ6mで2万円近くしますし、重さもポールだけで2.5kgほどになります。
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まあ大きな旗を振るには強度が優先されるのでしょうが、水中カメラを取り付ける程度の遊びにはちょっと現実的ではないですね。

もっちさんご提案の玉網の柄も検討の余地はありますが、時間の都合上、今回はまたロープで吊るしましょう。


そこで次にカメラケースのサイズと重さと揺れ・回転の関係を考えてみました。

揺れ・回転は
 1)カメラケースのサイズが大きいほど
 2)錘を含むカメラの重さが軽いほど
 3)カメラケースの重心が高いほど
波や潮流の影響を受けやすいのですね。

よって安定させる為には逆に
 1)小さく
 2)重く
 3)重心を低く
すれば良い訳です。

魚の目1号はスクリューキャップ付きのPP(ポリプロピレン)製で一番小さな250mlのものを流用したのですが、まだまだ余分な空間がありダウンサイジングの余地があります。


■結論:
・魚の目2号ではA1Hのサイズメリットを生かした大胆な小型化を図る。
・海面から足場までが高い場合はロープで吊るし、低い(海面が近い)場合)は
 ポールに固定できる仕様にする。


でいきますよ。


■具体策:
 1)ケースをギリギリのサイズに絞る。
 2)ケースの素材は加工がしやすいPET(ポリエチレンテレフタラート)を使用。
 3)錘は魚の目1号と同じ35号の棒錘4本(計140号:525グラム)。
 4)錘はケースに内蔵せず、ケースの下にぶら下げる。


■カメラケースの組み立て開始:

・厚さ1.5mmのPET板から計10枚のパーツを切り出します。
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・接着強度、耐水性、耐ショック性の強い「セメダイン スーパーX」で接着。
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この「セメダイン スーパーX」、瞬間接着剤ではないので固まるまで1晩かかりますが、それまでならゼリーのような状態なので位置修正もしやすく、またPET板やアクリル板が白く曇らないので気に入っています。

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はみ出た部分、接着剤で汚れた部分はあとで削って磨きますね。

ケース内面のサイズは27mm×27mm×86mm=容積:62.7mlです。
容積は魚の目1号機の250mlに対しちょうど1/4になりますね。
カメラ(A1H)本体の体積は45mlほどですからケース内の空間はわずか18mlほどに減ります。


ケースを直方体ではなく六角柱、八角柱と壁の数を増やしていけばこの空間容積は更に小さくなります。
(例:八角柱にした場合の容積は2√2×(1.35cm/cos22.5°)^2×8.6cm=51.9mlでカメラを入れた後の空間容積は6mlになります。)

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ただし接着部分が増えると水漏れトラブルも増えそうですのでここは直方体でいきますね。

火曜夜の作業はここまで。

■水曜夜
 ロープ・ポール固定用金具、及び、錘の取り付けを行います。
 ↓
■木曜夜
 1号機同様、湿度計を入れてバケツに沈める防水性能試験を実施。
 水漏れ不具合があった場合は接着剤で補修。
 ↓
■金曜夜
 木曜の防水性能試験で問題なければ予備日になります。
 水漏れあり補修を行った場合、再度防水性能試験を行います。
 ↓
週末:
■垂水漁港でサビキ仕掛け、ウキ釣り仕掛けにアジやイワシが群がり喰いつくシーンを撮影~。


うーむ、予備日まで設けている、まさに
「水も漏らさぬ完璧な計画」ではありませんか!!
うわははははははは。



家内:
 防水性能試験用の湿度計はどうやって中に入れるの?


え?

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