播磨と摂津の境目から

垂水在住のもとと申します。 人生楽しんでます。

2016年12月

12月25日に竿納めの予定が、ハゼ一匹+キス一匹という情けない釣果だった為
このままでは終われない~
と、大晦日の夕方に息子と胴突き仕掛けと青イソメを持って今年最後の
アジュール舞子へ今年最後の日没を見に行ってきました。
(家内は家でお節料理作りを頑張ってくれてます)

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あくまで今年最後の日没を見に行ったのですよ。日没。

折角なのでちょっとだけ竿も出しました。
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日没は橋全体が見えるところの方がいいですね。
アジュール舞子の中で少々場所を移動しましょう。


移動途中の移情閣の前、また折角なのでちょっとだけ竿を出しましょう。
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おっと、日没日没、日没が近いぞ。

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今年最後の日没を撮ろうと多くのカメラマンが三脚を持って集まってきています。

私も荷物をまとめて、と。
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今年楽しかったことを思い出しながら
来年の皆の笑顔を期待しながら
日没を眺めます。
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今年一年、ありがとうございました!
来年も皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
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今朝は寒かったですね。
一度5時頃目が覚めたのですが、昨日が仕事納めで今日から休みだったことを思い出し布団をかぶって二度寝~。
次に目が覚めたのは9時頃でした。

もう満潮も過ぎつつあり今日は釣りはやめておこうかなとと思いましたが、今夜家内と息子が北海道から帰ってくるし、ほっち(°∀° )さんからハゼの天ぷらのアドバイスコメントをいただいたりしたこともあり、また林崎漁港へ石ゴカイ300円分だけ買って1時間だけお散歩に。

クーラーボックスすら持たずに水汲みバケツとちょい投げ竿と仕掛けケースだけの荷物です。気合い抜けまくり
でも殺気が無いほうが魚も警戒しないという話もありますしハゼがたくさん釣れたら夕飯は天ぷらにしましょう。


結果:夕飯は外食に決定

ハゼはこのピンボケした1匹のみ。(18cm)
画像の海面は穏やかに見えますが横風が冷たくて寒い寒い。
あとはこれより少々小さいキスが1匹。
気温6度で小魚2匹というのはいろんな意味で寒いですね。


今年の釣り、このままでは終われませんよ。
うーん、最後は大晦日に締めましょう。
(で、元旦に初釣り)


漁港はきっかり1時間で撤収。
帰り道のお昼ご飯は温かいものにしましょっと。
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国道2号線沿いの「きぼう軒 朝霧店」の「辛うま味噌ラーメン」。
私はうどんだけでなくちゃんと(?)ラーメンも食べるんですよ。
ただ「きぼう軒」「希望軒」「ホープ軒」の違いが分ってないですが。


このお店が好きなのは海苔乗せ放題なのと、ニンニクのトッピングも無料なこと。
それもおろしニンニクが入ったボトルが置いてあるのではなく、
生の粒ニンニクをスクイーザーを使って自分で潰すのです。
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蓋を開けるとああなんといい香りなのでしょう~。(ニンニク大好き)
これをグシューーッと潰してスープに混ぜ込みます。


辛目のスープにニンニクが相まって大変おいしゅうございました。


釣った二匹はこの後捌いて刺身として美味しくいただきます。
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では今から家内と息子を迎えに空港に行ってきま~す。




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今年は豆アジを2166匹釣って食べましたが、ハゼもよく食べました。
釣り場は主に加古川河口の高砂海浜公園と林崎漁港(港の内向き)です。

ハゼ釣行は6回、釣果合計は221匹でした。
1回平均は37匹というところですかね。
来年はもっと増やしたいです。

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私はハゼのサイズが12cmを越えたあたりが好きなので秋のお彼岸の頃からがハゼ釣りのシーズンになります。

釣り方はチョイ投げと延べ竿の併用。
ハゼ釣りというと子供の遊びのように思われるかもしれませんが、針を飲み込まれないようにアタリを捉えるのは結構難しいです。
カレイのように置き竿で竿先を見つめる釣り方だと喉の奥まで針を飲まれ、生かしたまま持ち帰れなくなります。


釣ったハゼの食べ方は天ぷらが一番好きですが、魚の天ぷらを上手に揚げる事の難しさを感じたのもこの一年でした。

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身が筒状に丸い為、開きにするのは豆アジよりもやりやすくて好きです。
頭を落としたハゼの背中から小さなナイフを入れ、背骨に沿ってチキチキと身を開くのは心地よいですね。

衣の付け具合と油の温度、引き上げるタイミングが揚げ上がりの味を大きく左右します。
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これもホントはビール片手に揚げながらのつまみ食いが一番美味いのです。

そうそう、ハゼ天丼も何度か作りましたよ。
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これも美味いです。不思議と全然食べ飽きないのです。

ただ今年は天丼のツユとして市販の麺つゆを使う手抜きをしましたので、来年はハゼの骨を焼いて干したもので出汁を取ってみましょう。


林崎漁港の大波止、港の内向きでも結構ハゼが釣れるという事を知ったのも今年。
もともと一文字だった波止が港と繋がったのですが、その繋ぎ目部分の下を海水が通るようになっているんですね。
そのため近くの明石側の河口からの汽水が入り込むけれど海底は穏やかな砂泥地となっている、格好のハゼの住処になっているのでしょう。
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ブルッ、ブルブルブルッと首を振るアタリと引きががなんともいえず気持ちいいです。


針がうまく口先に掛かり、活きたまま持ち帰れたハゼは刺身も美味いんですよ。
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海魚8割、川魚2割くらいの独特の風味と身の甘味が素晴らしい。
個人の好みではありますが、私はヒラメやカワハギの刺身よりも好きです。


数が釣れた時はエラと腹ワタを取って焼いて干した「焼干し」にします。
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お正月の雑煮はこれで出汁を取ってみようと思います。

あー、また早く秋にならないかなー。

しかし昨日の豆アジ釣りのまとめといい、釣りのまとめというよりも
釣った魚料理のまとめ
になってしまいましたな。わはは。




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2016年の竿納めは年末ギリギリになると思いますが、ここでこの1年のまとめとして今年の釣りを振り返ってみます。


今年の初釣りは5月21日の垂水漁港。
昨年度内は仕事がバタバタしており、4月に仕事内容も少々変わったためなかなか釣りに行けませんでした。


釣行回数は12月末までの7ヶ月で43回。
6回/月の計算になりますね。
特に多かったのは10月の10回。
地の利を生かして早朝2時間だけサビキ釣りに、というような釣行が多かったです。

まとめにあたっては月ごとに振り返ろうかとも思いましたが魚種別に何回かに分けますね。


では今年最も多く釣った豆アジから。


■今年のトピックス:
 豆アジをいっぱい釣って腹いっぱい食った。

5月28日に196匹を釣ってスタートした今年の豆アジサビキ釣り。
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今年の豆アジ釣果は1年間合計で2166匹。
スタート時に今年の西暦(2016)を目標に設定しドカドカ釣りました。

6月から7月にかけてが数釣りのピークで2束超えもしばしば。
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メモを見ると6月7月で合計1003匹釣ってますね。

このサイズの食べ方はまずは刺身。

愛用の「魚ッ平(さかなっぺ)」でマアジをワシワシと捌いて生姜醤油やワサビ醤油で。
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魚ッ平で刺身にする際のポイントは、潮氷でキンキンに絞めた釣りたてアジの身がピーンとしてるうちに捌くこと。
身が柔らかく感じる頃には皮を剥ぐのに失敗しやすく、やり直してるうちに身がグズつきます。


刺身で食べきれない分(主にマルアジ)は南蛮漬けに。
やはり8cmから10cmあたりまでが身と骨のバランスがよく美味しいですね。
カラッと揚げてジュッと漬ければマルアジとマアジの違いも感じなくなります。
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揚げる前にまぶすのは小麦粉よりも片栗粉やや厚めが好きです。
南蛮酢が染みて少しトロッとした衣がまた美味いのです。


もちろん南蛮酢に漬けずに唐揚げとして食べても美味いです。

炎天下の釣りから帰宅したら釣り道具を片付け豆アジの下処理を済ませシャワーを浴びる。ここまで一気に。
着替えたら油(日清キャノーラ油がお奨め)を熱します。

揚げながら塩を振ってはアツアツを齧ってギンギンに冷やしたビールを喉に流し込みますとこれぞ人生の楽園。
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9月から10月になるとアジの数は減ってくるものの型が良くなってきます。
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15cmを超えるとしっかり揚げても背骨が硬く感じられる為、食べ方は刺身か開きにして背骨を取ったアジフライが中心ですね。
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今年は関孫六の刺身包丁が活躍してくれた年でもありました。

軽く酢で絞めて握り寿司も美味かったのですが、やっぱ私は寿司職人にはなれないと痛感したのも今年。

寿司屋で食べる握りたてなのにひんやりしたネタってすごいですね。
私は手が温かいのでネタがどうしても生暖かくなってしまうのです。
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刺身をヅケにして白いご飯で、とか唐揚げ丼も美味しゅうございました。
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いやー、振り返ってみるとやはり豆アジをいっぱい食べた1年でしたね。
しかも写真を見ているとまた豆アジを釣りたくてムズムズしてきましたよ。


早く来年の初夏が来ないかな!




札幌が50年ぶりの大雪となった12月23日(金・祝)。
それは家内と息子がスキーをしに神戸空港から新千歳空港に飛ぶ日
(私はまだ週明けに仕事が残っている為居残りです)

フライトは午後。荷物も多いので車で神戸空港まで送っていったところ、午前中の便はなんとか新千歳空港に到着しているとのお話。

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じゃあ午後もなんとか大丈夫だろうとチェックインした二人を搭乗ゲートで見送って私はいそいそと車へ。トランクにはもちろん釣り道具(w)

神戸空港があるポートアイランド周辺は波が高いので垂水方面に戻りましょう。

垂水もかなり風が強いのですがアジュール舞子の波が荒ければ垂水漁港にしようかな、なんて考えながらアジュール舞子の上から様子をを見ましたら、ありゃりゃ釣り人が一人もいませんわ。
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風で寒いわ、波しぶきは上がってるわで、まあこれだと釣りは出来そうにないですね。
では垂水漁港へ、と思ったところで家内からメールが。

「出発が2時間遅れるというアナウンスがあり待っていたけど、結局欠航だって~」

あらららら、そりゃ私も釣りどころじゃないですね。
スキーツアーではなく個人手配の旅なので、家内と息子が空港のカウンターでフライト変更手続きをしてる間に私も再び神戸空港に戻ります。
この舞子からポートアイランドへのルート、ちょうど神戸マラソンと同じ道を走るので片道20kmちょっとあります。

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こりゃ今日は無理ですね。
しかも翌12月24日の便は既に各社満席で振り替えも不可能。(25日なら可)
さてどうしましょう。
帰りは12月28日の5泊6日の予定が既に1日減ったし、空路では更にもう1日減るぞ。

家内の結論:
「空がダメなら陸路で行く!」

うわお、オットコマエっ!


日付けが変わった12月24日(土)
早朝4時起床で今度は新神戸駅に送ります。

 新神戸駅 ⇒ 東京駅 山陽・東海道新幹線 のぞみ号 (指定取れた)
  ↓
 東京駅⇒ 新函館北斗駅 東北新幹線 はやぶさ号 (指定取れた)
  ↓
 新函館北斗駅 ⇒ 長万部 特急北斗(指定席が取れず自由席)

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写真左側の乗車券は「神戸市内 → ニセコ」
こんなん私は初めて見ましたよ

そういえば。。
前夜乗り継ぎを調べていた家内の表情が結構嬉しそうに見えたのは気のせい?
(いわゆる鉄分が多い血というやつなのでしょうか)

息子も「はやぶさ」に乗れるのを「やったあ」と喜んでおりました。


まあ、そんなこんなで家内と息子は新神戸駅の新幹線改札をにこやかにくぐっていきましたので、私は安心して新神戸駅から釣りに直行しましょ(←またトランクには釣り道具)


行き先は昨日波が荒かった
■アジュール舞子
狙うのは今シーズンまだ15cm以上を釣っていないカレイ~
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冬の朝、この大きな橋に向かってトリャーー、と遠投するのは最高の気分ですね。

着水ポイントに向かって竿先を伸ばし、糸の摩擦音「シュルルッルーー」という音を聞くのが好きです。
(途中の小さな「ッ」はテーパーラインとの繋ぎ目の音です)

ただ今日は小潮で潮が動かずカレイの時合いもめちゃ短そうです。
そもそも時合いはあるのか?

それを皆さんよくご存知なのでしょう、投げ釣りをしてる人の姿もなく広い範囲を投げ放題。ははは(汗)


1時間経過:アタリがありません。
釣れないカレイ釣りは身も心も寒くなるのです。

体を温めにちょっとサビキ釣りもしてみましょ。
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はーい、小さなカタクチイワシくんたち、こんにちはー。
ただうちには君たちの先輩がたくさん煮干しになっているのですよ。

カレイを狙うためには釣り場移動ですね。

■本日2箇所目:明石 林崎漁港へ
神明間のカレイの実績釣り場。
最初外向きのベランダでまた1時間ほど投げてみますがこちらも厳しそう。
早朝からカレイを狙っているという人に聞いてみますが
「今日はあかん。フグばっかりや。」
とのこと。

ここもカレイは諦めましょうか。


ま、せっかく来たので漁港内側で青イソメ餌でのちょい投げも。

足元まで引いてきたところで20cmクラスのマハゼが食ってきます。
上の写真、親指の第一関節の柔らかそうなところを齧られてますが、このサイズだと結構痛いんですね。
歯は太刀魚みたいには鋭くはないのですが、ジャリッと痛いです。
やっぱ肉食魚なんだなあ。

足元で釣れるならと、延べ竿で探ってみますと、
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やっぱ18cmほどのマハゼが来ますよ。

 おかっぱり 延べ竿使い 細ハリス 18センチの マハゼが釣れる

これ、ハゼ好きにはたまらんですね。


おっと、今日の目的はあくまでカレイでした。
また釣り場を移動します。


■本日3箇所目:須磨 千守突堤
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7月30日、豆アジサビキで今年最多の275匹を釣った思い出の場所です。

海面は小潮ながらヌメッと盛り上がってきているいい感じ。
カレイ釣りにええ感じやないですか。
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ただし寒さと小雨のため、残された時間はあと1時間。

房掛けの餌を投げ込み

 待つ
 待つ
 待つ


来たかな?

遠投の竿先が グ、グッと引き込まれてますよ。


さあ、ここから自分との戦いです。
合わせたい。まだだよ。の気持ちの戦い。

まだ待つ あと1分待つぞ。


待ったぞ。
せーの、合わせ ドン!


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釣ったどーーーー!
マコガレイ 32cmでした!





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