朝晩はまだ冷えますが風はだいぶ柔らかくなってきましたね。
この季節になると与謝蕪村の俳句が思い出されます。
春の海 ひねもすのたり のたりかな
菜の花や 月は東に 日は西に
1句目は江戸時代中期に蕪村が瀬戸内の海を見て、
2句目は神戸を訪れた際に六甲山系(摩耶山)の景色を見て詠んだのだとか。
このシンプルな17文字で見事に柔らかい日差しや風景を表現されていますね。
私は芭蕉や一茶より、蕪村の俳句が好きです。
では私も土曜日に納車された新車の原付(笑)で春の海を見に行って詠んでみましょうか。
せっかくなのでついでに(?)花見ガレイも狙ってみましょう。
3月26日(日)の朝7時過ぎ、フィッシングマックス垂水店に到着。
国道2号線を50ccの原付で走るのはまだ怖い(笑)ので線路の山側の裏道を走ってます。
ロッドケースは背中にタスキがけで背負っていますが、風であおられるとこれも少々怖いですね。
帰ったらロッドケースをスクーターに固定する仕組みを考えてみましょっと。
花見ガレイ釣りはあまりエサが減らないのと今日も正午には帰宅したいので、お買い物は青イソメ500円分と投げ釣り仕掛け2本組み1セットのみ。
駐車場代が不要なので釣行費用が1,000円以下に収まるのは嬉しいぞ。(←せこい)
さてさて最初に向かう釣り場は垂水区東寄りの塩屋漁港です。
ここは国道2号線にはコインパーキングがいくつかあるのですがそこから釣り場までがそこそこ距離がありこれまであまり行けなかったところ。
関係者以外の自動車乗り入れは禁止されていますが、横に自転車やバイクが通れる入り口があります。
南向きの波止に登ってみますと、うーむ、結構テトラが入っていて投げ釣りは少々厳しいかな?という印象。
ま、カレイが掛かったらテトラの最前列まで出てみましょう。
少々離れたところで投げ竿を出しておられた先客に聞くと
「朝5時頃から釣ってるけど全然ですわあ」
とのこと。
私も1時間ほど経ってもエサもかじられずという状態ですが、テトラの先にかなりワカメが密集しているようでエサの確認の際にどんどん根掛かりしてハリスが切れていきます。
なんとか塩屋漁港で花見ガレイを1匹でもと思ってましたが場所を変えましょう。
次に向かったのは垂水漁港。
そうそうこんな風にバイクで釣り場に横付けしたかったんですよ~(嬉)
あまり時間もなくなってきたので竿4本で青イソメを房掛けにして投げ込みまくりますよ。
結局今日は一度のアタリもなく、穏やかな春の海と静かな竿先を眺めただけの撃沈に終わりましたとさ。
ま、こんな日もあるさ。
今日の俳句:
春なのに 花見ガレイが 釣れないよ
青イソメ カレイ狙って クソボーズ
原付で また行きたいな 春の海
家内:
もしもしー??なんですかこれは。
小学生の作品ですか?
「プレバト」の俳句才能ランキングなら夏井先生にボコボコにされるレベルね。
特に1句目、「春」と「花見」が季語としてもかぶってるし(涙)
ぐぐっ、精進します(汗)。