「一度船のタコ釣りをやってみたいんだ」
とおっしゃいました。
では2020年の初夏に船を予約しますね、須磨の遊漁船は明石の漁連だけが入れるポイントに入れないため、どうせなら明石の船で本物の明石ダコを釣りましょうね、とお約束してからはや半年以上が経過しました。
この須磨のAさんとは秋のbtさん主催のキス釣り大会をはじめ、いろんな釣りで大人げなく勝負をしておりまして、現在のところ5勝5敗のタイ。
最近の大人げないバトルでは私が豆アジ180匹を釣った日に須磨のAさんが185匹を釣ったりして5勝5敗に並んでこられたというホントに大人げない方です。
吉川釣具店ブログ「豆アジ185匹&180匹」 (2020年6月6日)
そして今年その大人げないバトルに参入されてきたのが「たかじゅんさん」。
吉川釣具店ブログ「豆アジ躍動!」 (2020年6月9日)
以下吉川釣具店ブログより引用
ここに来て豆アジの食いが上がって来てます。
本日、近隣防波堤にて
神戸のたかじゅんさんが豆アジを
166匹。
先日、真鯛を釣り上げた方です。
大物、小物いずれもこなすオールラウンド釣り師ですね。
これでAさん、もとさんの豆アジ釣りバトルに参戦布告か?
わはははは、そういえば大人げない方がここにもいた!
お聞きするとたかじゅんさんもタコ釣り遊漁船には乗ったことが無いけど一度やってみたいと思っていた、とおっしゃっていますのでそれなら次は
大人げないタコ釣りバトル
ですね、と今回須磨のAさん、たかじゅんさん、私の3人で船に乗ってきましたよ~。
私:
タコ釣りは結構慣れが必要で、初心者にはなかなか釣れないんだよ。
今回はタコ釣り勝負に持ち込んだことで多少慣れてる私の勝ちだね!
ケケケケケッ
家内:
あなたが一番大人げない。
まあ、それはさておき乗船日の6月20日(土)朝5時前に明石は林崎漁港を出船する
「小松乗合船」の事務所前に3名で到着。
釣り座は右舷トモの角から前へ3人分でした。
背中の後ろも広くていい席ですね。
私はトモの角っこに入らせてもらい、左隣がたかじゅんさん、その左が須磨のAさんです。
今日はまずはDuelのタコやん船スッテで始めてみましょう。
リール:アブ・ガルシア オーシャンフィールドBGにPEは2号
錘はオマツリを避けるための船のルールで50号統一です。
林崎を出た船は一路西へ走り遊漁船が密集する浅場のポイントへ。
海水を見ると前日まで降った大雨の影響かけっこう濁りが出てますね。
これはちょっとタコ釣りには厳しいかな?と思いながら釣り開始。
3人の中でのファーストヒットはたかじゅんさん。
「ん?乗ったかな?」と言ってしっかり一定の速度で巻き上げられ無事1匹目。
その後もサイズが小さいながらもたかじゅんさん、須磨のAさんも順調に釣り上げられます。
途中経過で3人の数釣り順位はたかじゅんさん、私、須磨のAさんの順。
あれれ、私、初めてのタコ釣りのたかじゅんさんに負けてますやん。
それでたかじゅんさんの釣り方を見ていると、なるほどこれは釣りの上手い人だなと感じますね。
誘い方、ステイの時間をいろいろ変えてみたり、エギの1本にサンマの切り身を巻いてみたりと一番アタリが多い釣り方をどんどん試されて、その日に合ったこれが一番、というやり方を見付けるのが早いです。
それでも時々タコが掛かって竿が曲がった後、ブスンと軽くなるバラシが何度かありましたので、私から
「バラシの原因は針掛かりが浅い事。更にその原因は合わせの弱さと合わせの早さですね。重みを感じてからあと3秒長く待って、そこからあと10cm大きく鋭く合わせましょう。」
などと偉そうにアドバイス。
そしたらたかじゅんさん、釣るわ釣るわ。
型も少しずつアップしながらボコボコ釣り上げられ始めます。
型も少しずつアップしながらボコボコ釣り上げられ始めます。
周りでも2kgをかるく超えてそうな大ダコも上がり始め船内のテンションがどんどん上がります。
おーーっと、これはいかん、と私も仕掛けをデビルクラッカーライトに変えてたかじゅんさんを追撃し、やや深めのポイントで何とか連発。
これくらいのが釣れ続いたら嬉しいですね。
そして今日の釣りも終盤、またたかじゅんさんが何匹か連発されたところで小松乗合船のマドンナまどか船長が皆さんに釣果の数の確認を始められました。
まどか船長:
「20匹超えてる人、誰かいますかー?」
私が22匹、たかじゅんさんが24匹と申告するとまどか船長は「わー、20超えの人がいて良かったー」と。
ん?ということは我々3人を除く他の釣り客35人で20匹超えの人はいないってこと?と思うとまどか船長がたかじゅんさんのお名前を確認し、ホームページに名前が出ても大丈夫かを聞いておられます。
おおおーー、たかじゅんさん、見事初挑戦の船タコ釣りで船中の竿頭ですよ!
すげー。
最終結果:
たかじゅんさん 24匹 船中38名中の竿頭
もと 22匹 船中38名中第2位
須磨のAさん 9匹 (順位不明)
須磨のAさんが「あかんなー、ぼろ負けや」と苦笑されますが、ベテラン含めてほとんどの方が10匹台の中、初挑戦で9匹は立派ですよ。
私:
Aさんは上出来、たかじゅんさんが異常ということですね笑笑
Aさんは上出来、たかじゅんさんが異常ということですね笑笑
須磨のAさん:
たかじゅんさん、名前をたこじゅん、に変えましょ笑
たかじゅんさん:
うーん、それはなんかイヤ
下船後まどか船長に聞くとやはり前日までの雨の影響でみんな厳しかった、とのこと。
そんな中、初タコ釣り2人を含む3人で55匹なら上出来でしょう
今日も笑いの絶えない楽しい釣りでございました。
須磨のAさん、たこじゅんさん、ありがとうございました!
港にはカミキリムシが。
もう完全に夏ですねーー!
私がこの日使った仕掛けはデビルクラッカーライトのシャロー用カラーでした!
通常のデビルクラッカーより小型なので潮が早い日におススメです。