先週土曜に須磨で動作テストしてみたウェアラブル魚探「ぎょぎょウォッチ」。

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実際に使ってみると、取説では分からなかったメリットも感じられとても満足しています。
ただ実際に私が釣りで使う場合には「こうだったらいいのにな」と思う点ももちろんありました。

例えば、、

不満点①:夜の海では発信機がどのあたりに浮かんでいるかが分かりにくい。

土曜日に試したのは昼間でしたから黄色い発信機はよく見えましたが、これが夜釣りになると真っ暗な海で見付けにくいだろうと思われます。
魚がいるポイントを探すのに、発信機の場所が見えなければ話になりませんね。

Deeper Pro、Deeper CHIRP+などの高級品では内蔵LEDをスマホのアプリからON/OFFできますが、ぎょぎょウォッチではおそらくLEDを内蔵してON/OFFスイッチを付けたりするのは防水や配線も含めてコストアップにつながるために見送られたのでしょうね。
これを自分で改造してLEDが点灯できるようにするのも難しそうですから、ここはケミホタルを装着できるようにしてみましょう。


発信機に取り付けるのはケミホタルを装着できるパイプ。

ちょうど良い内径のパイプが手元に無いので、ケミホタルを取り付けられるアタリ鈴をバラシてみましょう。
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このアタリ鈴のケミホタル装着部分のパイプを切り取り、
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切断面を滑らかにしたらコーキング剤で発信機に接着します。
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今週末の釣り大会「bt究極のラッキーパンチ」にて伝助アナゴの居場所を探り当てますよ。
これで優勝は私のものですな、わはははは。
もちろん他の釣り人が多い時にはこれを投げ込むのは釣りの邪魔になりそうですので真っ暗なうちに。


もう一つの不満点②:海岸線に対して平行移動しにくい

これはぎょぎょウォッチなどの発信機に釣り糸を付けて海に投げ込むタイプの魚探に共通した欠点?ですね。

発信機の横移動は潮が横に速く流れている時にそれに乗せる以外は不可能で、自分の前方に投げて足元まで引いてくる直線移動しか無理なのですね。
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しかし実際の釣りでは、自分が立っている沖合30mほどに海岸線と平行に走る駆け上がりを横方向にズーーッと移動させて魚が固まっている場所を確かめたい場合がよくあるのですよ。

となるとその解決策は、動力を持つ物をラジコン操作して発信機を確認したい方向に移動させることになりますね。


その場合、移動するための装置として考えられるのは以下の3つ。
 1) 水中ドローン
 2) 空中ドローン
 3) ラジコンボート


1)の水中ドローン
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何十万円もしていた頃に比べるとずいぶん安くなってきたとはいえまだまだ高価ですし、そもそも水中映像がリアルタイムに確認できるならわざわざ魚探を運ばせる必要もないですね。
却下。


2)の空中ドローン
07ドローン

水中ドローンよりも安価ですが、安いものは別の物を引っ張って空を飛ぶパワーに欠けますし、ドローンの操作をミスった場合にドローンが海に落ちて魚探の発信機もろとも潮に流される、または海に沈むというリスクが考えられます。
これまた却下。


となると候補は3)のラジコンボートですね。

ラジコンボートと釣り、というと思い出されるのは釣り漫画の名作「釣りキチ三平」。
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KCコミックス31巻の「RCフィッシング編」が懐かしいです。

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釣りキチ三平ではラジコンボートに短いロッドを装着してルアーを引き、キャストしたのでは打ち込めないポイントを狙っていましたが、海ではコブダイやボラが掛かる可能性を考えるとラジコンボートで釣りをするのは危険ですのでぎょぎょウォッチの発信機を引いてポイントを探る方が良いでしょう。


それでぎょぎょウォッチの発信機を駆け上がりまで引っ張っていき、海岸線と平行に移動させられるようなラジコンボートは無いかいな?とザッと探してみましたら、目に止まったのがこちら。

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Goolsky Flytec 餌撒きタンク付きラジコンボート

ほほー、これはただのラジコンボートではなく、ボートの後ろに餌撒きタンクというものが付いているのですか。

オモチャとしてはなかなかのお値段ですのですぐには購入できませんがもう少し仕様を調べてみましょう。


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なるほど、このボートの後ろの方にある2つの四角い箱のような部分が「餌撒きタンク」なのですね。

魚探に反応があった場所で餌を撒いて魚を足止めしておいて、そこに仕掛けを投げ込む、なんていう使い方もできそうです。
上から餌を撒くと棚が変わって却って難しくなるかもしれませんが。


そして興味を持ったのがこのボートでの餌の撒き方。

このタンクからどうやって餌を撒くのかな?と思って検索してみると、


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わはは、そんな大雑把な!

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