あ!っという間に今年度も半分終わってしましましたね。
もう10月ですかー。コロナ禍でアワアワしてるうちに夏が飛び去ってしまった感じです。

まあ夏が去ったのは寂しいけれど、秋は秋でキスなどを中心に釣りのハイシーズンですから、私にとって秋は豆アジの初夏に次いでとても好きな季節なのですよ。


その中でも毎年秋のビッグイベントはbluetetristさん主催のキス釣り大会での年間最強王者決定戦!
今年の2度目の予選にあたるその大会名は
須磨キスなど釣り大会btラッキーパンチ👊無慈悲!」


8月2日に行われた「キスなど釣り大会btラッキーパンチフレックス」と、10月18日のこの大会でまずは年間最強王者への挑戦権獲得者7名が確定しますよ。


もと:
「昨年btオープン2019で優勝して年間最強王者の座を勝ち取ったから、今年は挑戦者を目指す必要がないんだけど、最終決戦の練習とライバルの釣り方を研究するために出場するんだ!」


家内:
「そのお話、ここのところ何度も何度も聞いてるよ」


あれ?そうだっけ(^^;)


まあそれはともかく、今回の大会は2つの部門に分かれています。

1)キス1尾長寸争い部門
2)キス最低1尾を含む2尾長寸争い(ラッキーパンチ)部門

時刻は5時から11時までの間での4時間を選べるフレックスタイム制。
(レギュレーション詳細は上のbtさんブログのリンク先をご参照ください)


大会運営委員も兼ねている私は5時スタート組の人がウェイインに集まってくる8時半頃までには検寸会場に到着する予定ですので、開始時刻は一番早い5時に決めました。

次に悩むのはどちらの部門を狙うか。

仮にも須磨キス釣り年間最強王者の私としては、
①あくまでキス1尾長寸部門で貫禄を見せつける。
②最近凝っている真鯛狙いのライトカゴ釣りでラッキーパンチ優勝を狙う。


②を狙う場合は直前までの情報収集が必要なので後で考えるとして、まずはキスを釣らないことにはエントリーすらできませんからそちらを先に検討しましょう。

で、検討のためには現在の状況調査が必要ですわな。


という訳でそのプラクティスのため、大会当日と潮汐状況が近い2週間前の10月3日(土)は夜明け前から須磨海岸の千守突堤へ。
餌はマムシ、青虫、イシゴカイで反応の違いも確かめましょう。

早朝日の出頃はあまりキスの反応がなく、須磨在住の絵本作家:山本孝さんやあおちゃんと喋ったりして時合いを待ちます。
02

やっと来た最初の一匹は18.0センチ。(餌:イシゴカイ)
00
このサイズではとても大会上位入賞は不可能でしょうから、投げる距離を変え、餌を変え、餌の動かし方を変えして獲ったのが下の画像の22.2センチ(餌:青虫)。
04

03

ここからの約2時間がこの日の時合いでした。
ほぼ1〜2投に1匹の割合でゴン!ギュギュギューンというアタリと引きで竿先を持っていくキスの重量感を楽しみながら餌切れ終了時点で計16匹の釣果でした。

06

釣り方はbtさん直伝の「絶対にアワセ無い釣り」。
ゆっくり引いてきてゴン!とアタリがあったらすぐに竿を前に倒してラインをゆるゆるに海面に浮かべます。

そしてジーッと見ていると、弛んだPEラインがスススーーッと引っ張られていきます。
「来てるぞ来てるぞ」ど鼓動が高まる瞬間ですね。

そしてラインがピーンと張ったあと竿先がギュギュギューン、と持っていかれたらキスが針を咥えて持っていっている状態ですよ。
こうなったら竿を立てて重量感を感じつつ、できるだけキスを暴れさせないように一定速度で巻き上げていきます。
強引に急いで巻くと針掛かりが悪い場合にバラして泣くことになります。


久しぶりにキスの掛け方も復習できて満足の一日でしたが、当日も同じポイントで釣れるかどうかは気まぐれなキスの事ですからさっぱり分かりません。

尺ギスを狙って一か八かのベランダか?
水深のある須磨浦漁港か?
実績重視で千守突堤か?

これは大会前日の直前プラクティスで決めることにしましょう。


あ、注意点が1つ!
現在イシゴカイ、マムシが入手しにくくなっています。そのあおりで青虫まで細いのが売り切れやすくなっています。
イシゴカイは中国からの輸入物がコロナの影響で入りにくくなり、高知県などの国内養殖品が品薄になったところにこの夏の猛暑酷暑が追い討ちをかけたとのお話をあちこちでお聞きします。
大会当日の朝、虫餌を調達しようとしても入手困難な恐れがありますので皆さまご注意ください。
もし虫餌を入手出来ない場合はどうするか、も検討しなければならないレベルです。


では私ならどうするか。
餌がなければ勝てませんから、そうなったら
「絶対に負けられない相手に勝たせない」
戦術を取るのですよ。

双眼鏡でその人の姿を見つけたら近づいていき、ヌカを練った団子をその人がキスを狙ってるポイント目掛けてドボンドボンとぶち込むのです。

その音と濁りで海の中のキスを蹴散らすのですね。


名付けて
須磨のAさん必敗 紀州攻撃!


家内:
釣りはよく分かんないけど、それって人としてありえない大人げなさすぎる行為じゃないの??


あはは、半分冗談だよー


にほんブログ村 釣りブログ 近畿釣行記へ